2008年12月26日金曜日

DVD+R DL って…

昨日で書いたことに関係するのですが、DVD+R DL って本当にシビアですね…
10枚で800円のメディアを手元にある3つのドライブで書き込もうとしたのですが、全く書き込めません。
仕方がないので三菱化成のメディア
を購入して使ってみると、あっさり焼けました。
ケチっちゃだめですね。
そういえば前にもこんなことがあったような…学習できてないですね。

2008年12月25日木曜日

PX9515PのHDD換装

昨日の続きですが、
SOTEC PX9515P のHDDを換装した際のVistaの復元方法について記録しておきます。
まずはオリジナルHDDのリカバリ領域をバックアップします。
たとえばTrue Imageを使って、
HDDの第一と第二パーティションをファイルに落とします。
このファイルはDVD等に焼いて保存しておくとよいでしょう。
ただしサイズが大きいので2層のDVDに焼くか、あらかじめ1層のDVDに分けて焼けるように4GB程度づつに分割してバックアップする必要があります。
このバックアップデータをやはりTrue Imageで新しいHDDに書き戻します。
これらの作業はPX9515P自身で行っても、別のPCで行ってもどちらでもかまいません。
この新しいHDDをPX9515Pの起動HDDとして設定し、
付属の"Windows Vista 修復CD"から起動して[システム回復オプション]から[SOTEC リカバリツール]を選択することでVistaが復元されます。

2008年12月24日水曜日

HDDの領域開放

SOTEC の PC STATION PX9515P でやってしまいました。
ミスでHDDのパーティションを開放してしまいました。
手動でやったわけではないのですが。
最近のPCではOSの再インストール用にDVD等のメディアがついていません。
OSを再インストールするには、
修復用のDVDでシステムを起動してHDDのコピーツールを使って
HDDの隠し領域にあるリカバリデータをシステムドライブに書き戻すだけです。
高速にできるのはいいのですがHDDがクラッシュすると救いようがなくなります。
というわけで、今回のトラブルは本当にあせりました。


ただ、今回はただ開放してパーティションを切りなおしただけ、
つまりパーティションテーブルをいじっただけで、
データ領域への書き込みやフォーマットは一切実行していませんでした。
不幸中の幸いです。
よって、パーティションテーブルを復元できればなんとかなるはずです。
とはいっても開始セクタ番号等何も控えてない状態では絶望的な状況に変わりはありません。
ところが、結構簡単に何とかなってしまいましたのでご報告しておきます。
なお、ここにたどり着くまでには信じられないくらいの時間と試行錯誤を必要としましたこと、
あわせてお伝えしておきます。


まずはHDDのパーティションテーブルをクリアします。
市販のパーティションユーティリティを使おうが、
CD起動のLinuxでfdiskを使おうが、
HDDを取り出して別のPCにつけWindows付属のツールを使おうが何でもいいのですが、
私はいつも使っているマルチ・ブート・マネージャ(今見たら6年ぶりにバージョンアップしてます)のパーティション編集ツールを使いました。
MBMはフロッピーディスクにインストールしUSB接続のFDDから起動させます。
メニューがでたら"2. Edit Partition table."を選択し、
すべてのパーティションのタイプを"00"に設定します。
再起動してPCに付属の"Windows Vista 修復CD"から起動し、
[システム回復オプション]から[スタートアップ修復]を実行します。
もし、データを傷つけていなければ、再立ち上げ時にHDDからOSが立ち上がります。


とりあえずこれで一安心です。
念のためHDDの第一、第二パーティションを市販のバックアップツールでDVD等に書き出しておきましょう。

2008年12月23日火曜日

ノートPCのバッテリーが…

私が普段使用しているノートPC Inspiron700m のバッテリーがいよいよまずいことになってきました。
ACアダプタをつないでいないとWindowsを起動してデスクトップが表示されるまでにサスペンドに落ちてしまうのです。
すでにEeePC901-Xを購入していてバッテリー駆動が必要ならこちらを使うので問題はないのですが、
電源オフの状態でもACアダプタをつないでいないとバッテリー残量低下のLEDが点滅してうっとうしくて仕方ありません。
もうバッテリーをはずすしかないのかな。
でもこのPCとアダプタを接続するプラグはものすごく抜けやすく
バッテリーをはずしていると予期せぬ電源断が起こりまくりそうなので、
電源を入り切りする度にバッテリを着脱しなければなりません。
面倒…
まあ、4年半使ってますからしょうがないですね。

2008年12月22日月曜日

放送衛星とパラボラアンテナ

衛星放送というと、パラボラアンテナで受信するいわゆるBSのことですが、
ちょっと訳あってパラボラアンテナの設置角度を計算してみました。
地球の半径、静止衛星の高度と経度、それに設置位置の緯度経度から計算できます。
最近の高校のカリキュラムがどうなっているのか詳しく分かりませんが、
多分高校の物理と数学の知識で導出可能ですので、理系の方はぜひ計算してみましょう。
ヒントは、地球の自転速度と万有引力と遠心力、それに余弦定理です。


三次元で考えると計算が大変ですので、
赤道平面上での方位と衛星経度平面での仰角で近似してしまいます。
BSの放送衛星は東経110度ですが、自宅に設置する場合、
方角は真南から西に32度、仰角43度ということになります。
ちなみに、自宅の細かい所在地が逆算できるとまずいのでざっくりとした値にしています。


ところで、通信衛星を使ったCS放送については衛星がいくつかあり、
東経110度の放送はBSと同じアンテナ角度で受信でき、テレビ放送はこれでほぼ網羅できます。
スカパー!が見たければ東経124度と東経128度にアンテナを向ける必要があります。

2008年12月19日金曜日

うごくメモ帳とはてな


NintendoDSi用にDSiウェアとしてリリースされる「うごくメモ帳」はパラパラ漫画の作れる単なるメモ帳ではありませんでした。
作成したパラパラ漫画を公開するためのサーバが用意され、そのシステムは「はてな」が開発と運用をするとのことです。
で、はてなのユーザ登録でDSiが当たるキャンペーンをやっていたので早速登録してみました。


さて、今回実績のあるインターネットアプリケーションサービス事業者を巻き込んだのは正解かもしれません。
相乗効果でお互いの属性の異なるユーザを取り込み、一段と成長することができるかもしれません。
それに引き換えPS3は…homeって正直流行るとは思えないんですけど。
同種のSecondLifeもすでに過疎ってると聞きますし。

2008年12月17日水曜日

DSiウェア本格始動


任天堂の携帯ゲーム機NintendoDSi
向けに提供されるDSiウェアが12月25日にいよいよ本格始動の運びとなりました。
発売日にDSiを購入してしまったものの充電環境が整わないので、未だDSliteを持ち歩いていたりしますが、
せっかくなので何かダウンロードして、これを機会にDSiに本格的に切り替えようかと思っているところです。
ソフトは200DSiポイントからラインナップされているので、お手軽なのはよいのですが、
かえって乱買してしまいそうで怖いんですね。
とりあえずたくさんソフトがリリースされればうれしいです。
"ブタ丸パンツ"でも出るといいな。

2008年12月16日火曜日

Google Chrome の再インストールでトラブル


Google Chrome がβ版から正式版になったことを聞き、
特に不具合を感じているわけではないものの、早速アップデートしてみました。
そこまでは何の問題もありませんでした。


ところで、私は登場初期に英語版のchromeをインストールしてそのまま使っていました。
英語版とはいってもメニューが英語なぐらいで、日本語の表示はしっかりできますし、
特に困るといったことは無かったのですが、
最近ある特定のサイトに行ったとき英語のホームページが表示される現象に出会いました。
他のブラウザだと日本語のページになるのにです。
まあ、原因は明らかで、英語版ブラウザが送っているhttpヘッダの要求言語が日本語になっていないだけです。多分。


そんなこともあり、この際日本語版に入れ替えようと思い立ち、
一度英語版をアンインストールしてから日本語版のインストールに取り掛かりました。
が…インストールの最中に"エラー6"となってインストールが失敗します。
せっかくchromeに慣れてきたのに…


あきらめるわけにはいかないのでいろいろ調べていると、
googleのサポートフォーラムで解決の方法を見つけることができました。
そこにはいろいろ書いてありますが、
私の場合は自分のホームディレクトリ(Windows XPでは一般的に"C:\Documents and Settings\<ユーザ名>)の


Local Settings\Application Data\Google\Chrome\Application

の中身をすべて消して解決しました。
まったく、驚かせやがって。

2008年12月12日金曜日

auの指定割解除

携帯電話の機種変更をしてから2ヶ月が過ぎました。
ということで、そのときに強制的に加入させられた「指定割」を解除してきました。
これで、10ヶ月後に予備電池パック1つと無事故ポイント1000をもらって「安心サポート(有料)」を解除すれば
今後数年はそのまま安い値段で使い続けられます。
つまり次に購入する端末は多分LTE規格のものになると。
まあ、その前にWillcomCoreやWiMAXをデータ通信用途で契約する予感はしていますが。


ところで、新規加入者数やMNP転入出数を見ると、最近auは苦戦を強いられているようですが、
明らかに顧客のニーズを汲み取れていないんでしょうね。
私見ですが、もう携帯電話に究極の高性能を求めているエンドユーザは少数派だということでしょう。

2008年12月11日木曜日

Xサーバ

UNIXでは古くからリモート管理機能が用意されており、
今でも私はtelnetやftp、あるいはセキュアなssh(sftp)を多用しており、
基本的にUNIX上でGUIなアプリケーションを使うことなどありませんし、
そんなものを使わなくても便利に使えることが私がUNIXが好きな理由でもあります。
もちろんサーバ用途としてみた場合であり、
クライアントOSとしてはまだまだと思ってはいます。
ただ、最近はUbuntuのようなGUI操作に優れたディストリビューションも登場してきて、
クライアントOSとしての使い勝手もよくなり、
状況は変わりつつあるといっていいのではないでしょうか。


さて、そんなUNIXのGUIシステムの根幹となるのがX-Windowです。
X-WindowはMicrosoft Windowsとはさまざまな点で異なっていますが、
その特徴を語る上でもっとも大きいのがサーバ-クライアント構成になっており、
処理を実行するマシン(Xクライアント)とそれをGUIで操作するマシン(Xサーバ)が同一である必要がないということでしょう。
WindowsでもリモートデスクトップのようなGUIを遠隔操作するアプリケーションはありますが、
X-Windowではシステム自体が遠隔操作を前提としており、
多くのクライアントPCではそれらがたまたま同一のマシンで動作しているに過ぎないのです。
実は、このXサーバの機能を実装したWindowsアプリケーションも存在していて、
過去(今も)にはバカ高い価格で売られていました。
遥か昔、私もSolarisを操作するのに使ったことがあります。
その後フリーなものも出てきて一部で利用したりしていましたが、
そもそもコマンドラインで十分な使い方しかしていなかったこともあり、
やがて私のHDDから消えることになりました。


ところで最近どうしてもUbuntuでGUIなアプリケーションを使用する必要に迫られました。
まあ、ローカルコンソールでやれば問題ないのですが、
いろいろ面倒なのでリモートで出来たらなあと思い立ち、
ひさびさにWindows版のフリーのXサーバを導入してみることにしました。
今回はXmingを使ってみることにします。
ダウンロードサイトから
最新版(私は"Xming-6-9-0-31-setup.exe")をダウンロードし、インストールします。
スタートメニューから"XLaunch"を実行し、[Multipl Windows]を選択、
そして[Start a program]を選択します。
その後、[Using PuTTY(plink.exe)]を選択し、[Connect to computer]にXクライアントとなるUbuntuのPCのIPアドレスを、
[Login as user]にそのPCへのログインユーザ名を入力し、あとはデフォルトの設定でかまいません。
最後にログインパスワードを入力して接続となります。
xtermが立ち上がるので、そこで普通にコマンドが入力できますし、
GUI付アプリケーションを立ち上げればそのアプリケーションのウィンドウがWindows上に開きます。
まあ、GUIなしアプリケーションは普通のターミナルソフトでssh接続して実行し、
GUI付アプリケーションをXmingで実行するのが使いやすいと思います。
ところで使い始めた当初、Xmingではパイプ('|')が入力出来ませんでした。
これでは実用にならないと思っていましたが、解決方法を自力で見つけました。
Xmingのウィンドウにフォーカスが当たっているときに
タスクバーに現れる言語バーで"JP"(日本語)を選ぶだけです。
"EN"や"CH"になっているとパイプは入力できません。
ちなみに、日本語入力については私には必要ないのでトライしていません。
もし実現されている方があればその方法を紹介いただけるなら試してみたいとは思います。

2008年12月10日水曜日

デスクトップPC購入

1ヶ月ほど前にメディアプレイヤーpopcornhour a-110を買おうかなどといっていましたが、
結局買っていません。
その代わりに先週末デスクトップPC買ってしまいました。


実は某中堅PCメーカのアウトレット品を行きがかり上購入してしまったのです。
そのPCは結構いいスペックで、一緒に買ったHDMI入力付液晶モニタとあわせても
わりと安かったのでとりあえず納得です。
ただしモニタ付属のHDMIケーブルが不良だったのでサポートセンターに連絡して交換してもらうことになりました。


さて、購入したPCにはHDMI出力端子があり、同時購入したモニタとはHDMIでの接続が可能です。
ただし、アナログRGB端子で接続してOS(Windows Vista)の設定を変更しないとHDMIでの表示が出来ませんでした。
これは仕様的にどうなんでしょうか。
まあしかし、HDMIなので普通のテレビにも接続できました。
解像度の都合で上下左右がやや切れてはいますが、使えないというほどのことではありません。
といっても文字がぼやけていてネットサーフィンも辛いので、
メディアプレイヤー的に使うときだけテレビに接続し、
普段はモニタで使うことになるとは思います。


ところで、せっかくのHDMIなので、大画面テレビにMPEG2のHD映像をフルで表示させてみました。
すごい迫力といいたいところですが、激しい動きで映像が乱れます。
エンコーダのせいでしょうか、それともCore2Duoでも荷が重いのでしょうか。
これならpopcornhourにしておけばよかったかななどと少しだけ後悔してはいますが、
出来ることの幅が違いますからね。
popcornhourについてはもう買う気がなくなったので、
PS3が15000円ぐらいになったらメディアプレイヤー専用機として購入することにします。

2008年12月9日火曜日

eneloop soft warmer

先日書きましたが、
eneloop soft warmer
を購入してみましたので感想など書いてみようと思います。


まず、開封して驚いたのは発熱部が小さいということです。
カバーの面積の半分しかなく、それをカバー中央にファスナーとボタンで留めるようになっています。
温度はそれほど高くはならず、室内でじっとしていれば暖かさを感じられますが、
そうでなければただの冷たいひざ掛けです。
また、電池部分がごつごつしてあまり快適とはいえないものの、
もっともあったかくなるのがこの部分だったりするので、
マニュアルどおりに電池部を本体のポケットに収納するほうが暖がとれます。


というわけで、私の個人的な印象は、
利用範囲はそれほど広くなく、ないよりましというところです。


ところでこの商品、私が自分で使うつもりではなく祖父にプレゼントしようと思って買ったのですが、ちょっと問題ありです。
というのも、操作と充電がユニバーサルデザインではないのです。
ボタンひとつで操作できる点は一見スマートではありますが、
年配の方が使うにはわかりにくいですし、
強弱を示すLEDの色(赤とオレンジ)も正直判別しやすいとはいえません。
充電器もノートPCのようなACアダプタで差し込むソケットも小さく、
お世辞にも使いやすいとはいえません。


そんなこんなで、使い方を説明して理解してもらうのもしんどいですし、
それを乗り越えるほどの価値(暖かさ)もないので自分で使うことにしました。
おしいんですけどね。

2008年12月4日木曜日

live.com リニューアル

どうやら本日live.comがリニューアルされているようです。
URLがDNSで引けなかったりしているので、今も何かしているのかもしれません。
とりあえずSkyDriveの容量が今までの5倍の25GBになっています。
あとは…やや使いにくくなっています。
慣れの問題かもしれませんが。

2008年12月3日水曜日

google map と GPS と飛行機の軌跡

以前ここで自動車旅行のGPSログをGoogle Mapに重ねて遊びましたが、
先週末に飛行機に乗る機会がありましたので少しコメントしておきます。


いつもなら通路側の席に座るのですが、今回はわざわざ窓際の席を選び、
GPSアンテナを窓にくっつけて測位しました。
絶妙な位置においてやればテーブル上でも測位可能でしたが、手っ取り早く窓とおろしたブラインドの間に放り込みました。


巡航中は高度6000m、時速600km程度を維持していました。
国際線だと高度10000mぐらいで飛んでたような記憶がありますが、国内線だとこんなものなのでしょう。
また、最大巡航速度がマッハ0.8(1000km/h)程度の機体でしたが、6割程度の出力ということでしょうか。
残念ながら地図ソフトがなく、現在地は緯度経度で類推するしかありませんでしたが、
有名な子午線を横切ったりと、なかなか面白いものです。
Google MapがGoogle Gears対応してくれれば機内でリアルタイムにどこを飛んでいるかわかるのでしょうから期待して待ってみることにします。
今度は北米便や欧州便でチャレンジしてみたいですが、それに間に合ってくれると助かります。


ちなみに前回は


grep -i '$GPRMC' nmea.log > 1.log
sed -e '/^\$GPRMC,[0-2][0-9][0-5][0-9]00\./!d' < 1.log > 2.log

のようなスクリプトでデータを前処理しましたが、
今回は高度の情報を残したかったのと、30秒ごとの位置を見たかったので

sed -e '/^\$GP[RG][MG][CA],[0-2][0-9][0-5][0-9][03]0\./!d' < nmea.log > 1.log

のように処理しました。
皆さんの参考になれば幸いです。

2008年11月28日金曜日

eneloop kairo

最近寒い日が続いております。
私はノートPCから排気されてくる熱風で暖を取っていたりしますが、
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

充電池として認知度もかなり高まったeneloop
ですが、
そのシリーズの中にはあまり知られていないというか、
無理やり eneloop ブランドになっているものもあり、
私もつい最近知った商品があります。
その中で寒い冬に使いたいものをご紹介したいと思います。

の3つです。
eneloop kairo については前からその存在を知っていましたが、
後の2つはamazonを眺めていて初めて知りました。


eneloop kairo については現在メインで売られているのは第2世代(?)のようで、
単三のeneloop充電池を2つ使って4時間ほどあったかい思いが出来るようです。
意外と便利そうなのはACアダプタから給電することでeneloop充電池の充電器になることです。
私の大好きな単四タイプが充電できないのは残念ですが、
改造して5V給電バッテリーとして使ってしまおうかと思っています。
現在購入検討中です。


eneloop anka はずばりコードレス電気アンカです。
10時間程度持続使用できるようですしタイマーで電源オフできるので、
就寝時のお供にいいかもしれません。
ただ、電池は内蔵してしまっているので、
コードレス電気アンカ以上の商品ではありませんね。


eneloop soft warmer はコードレス電気ひざ掛けといったところでしょうか。
これもeneloop充電池ではなく内蔵バッテリーで駆動する機器ですので、
何かに応用出来るというものではないものの、
コンセントなしで3,4時間温まれるので、
Wii2を購入するために寒空の下早朝から長蛇の列に並ぶときなど使い勝手がよさそうです。
いや、いつの話になるのか知りませんが。
それは冗談としても利用価値は高そうです。
というわけで購入検討中です。

2008年11月27日木曜日

歩いてわかる 生活リズムDS

購入して少々時間が経った
NintendoDS
用ソフト歩いてわかる 生活リズムDS
ですが、感想等書いてみます。

最近の1週間は生活リズム計
を分解していたりしていて使っていませんでしたが、
その前まではポケットに入れて持ち歩いていました。
持ち始めて驚いたのは意外と歩いているということです。
仕事がデスクワークのため2,3時間座りっぱなしなことも多いのですが、
なんだかんだで標準目標の3000歩は余裕でクリアしています。
もともとこのソフト自体がゲームっぽくないので
淡々と歩いて記録しているだけなのですが、
1分毎の歩数を記憶できるという今までの万歩計にない機能は
自分の行動が可視化できてなかなか興味深いものがあります。
ただし、それが面白いかということになるとそういいきれないところもあり、
それがセールスに現れているのでしょう。
それほど売れてはいないようです。
細く長く売っていって、敬老の日需要みたいなものがあるのかなあ、
などと思っています。

ところで、この生活リズム計、1分毎の歩数が記録されるわけです。
ある特定の時間に自分で歩数をカウントしておけば、
機器の正確さがわかってしまいます。
というわけでやってみたのですが…
思ったより不正確です。
人ごみの中を人をよけながら歩いたり、階段の上り下りが含まれていたりと
環境としては過酷なのかも知れませんが、
最大40%ぐらいの誤差があるようです。
それとも私の歩き方がおかしいのか?

2008年11月26日水曜日

USBモデム

先日、擬似電話交換機キットで遊んでいることを書きました。
現在はモデム内蔵のノートPCを使っています。
しかし、この夏に購入したEeePC 901にはモデムが内蔵されていません。
ブロードバンド全盛のこのご時勢、
ノートPC内蔵のモデムなど使ったことがありませんし、
今後も使うことはないと思っておりました。
というかモデムを使ったのは数年前にアメリカに行ったときに
ホテルからPCカードのモデムを使ったのが多分最後です。
あっ、AsteriskのPSTN抜けのモデムは別にしてですね。

モデムを使った便利なことをやり始めると不安が襲ってきます。
モデムっていつまで入手が出来るのだろうと…

PCIボード形式のモデムは今でも安くでありますし、
なぜか手元に1枚あったりします。
しかしこれからデスクトップPCを買うかというと可能性はかなり低いですし、
買ったらPCIボードのスロットがなかったなんてことも起こりえるかも知れません。
PCI expressボードのモデムがあるのかどうかよく知りません。
ノートPCにしてもモデム内蔵の必要性は地に落ちていますし、
今後はびこるnetbookはコスト面で省かれることも多いと想像します。

では外付けモデムはどうかというと…
最近はシリアル接続のモデムなど店頭で見たこと無いですし
そもそもシリアルポートはレガシー扱いです。
昔結構あったPCカード型も、
PCMCIA対応ノートPCが絶滅危惧種となっている今、持っていても使えません。
今後のことを考えればUSB接続のもの確保しておくのが賢者の選択でしょう。
もしかしたらBluetooth接続なんてのもあるかもしれませんが、
ますます持って需要が無いのであったとしても価格が激高でしょう。

ということでUSBモデムを探してみると…ほとんど無い。
RatocのREX-USB56
Lenovoの43R1814
AppleのMA034ZM/A
があるようですが、さすがにMac用を謳っているMA034ZM/Aには手が出す気になりません。
まあ、価格で43R1814かな?

2008年11月21日金曜日

Google Chromeへ

私の使用するPC(Windows)にはブラウザがいろいろインストールされています。
Internet Explore はもちろんのこと Firefox や Opera が入っており、
メインで使っているのは Firefox のver2系(一つ前のメジャーバージョン)だったりします。
Firefoxは自動更新機能が付いており、
特に無効にする理由も無かったためそのままにしていました。
多分先週末ぐらいだと思いますが、
いつの間にかバージョンが 2.0.0.18 になっていました。
これがまた使えない…
今までブラウズ出来ていた複数のサイトで動作がおかしなことに…

もうFirefoxがいやになったので、
オンラインブックマークをIEでしか正常動作しなくなったlive.com のfavoritesからGoogle Bookmarks へ完全移行し、
メインのブラウザもGoogle Chrome にしました。
プラグイン関係が弱いChromeですが、動作がきびきびしていて使いやすいですね。
チルトホイールマウスの横スクロールが出来ないのが玉に瑕。
あと、ここのblogの編集時の文字修飾機能が使えないです。
Writerでも導入するかな。

2008年11月20日木曜日

数の読み方

法律や経済にも興味があるものの、
根っからの理系で数学や物理が大好きな私としては
フジテレビ系列で深夜に放送されている「たけしのコマネチ大学数学科」は
欠かさず見ている数少ない番組の中の1つです。
昔は録画しておいて、シンキングタイムをしっかりととった上で答えあわせをしていましたが、
最近は問題が比較的簡単で、
コマ大生徒のロケのくだりをそぞろに見ながらの
リアルタイム視聴でも十分解けたりしているのが唯一の不満でしょうか。
まあ、問題が簡単であっても
後の解説がなかなか興味深いことが多いのでよしとしましょう。

さて、先日の放送でちょっと面白いことが解説されていましたので
ここで紹介させていただきます。
数の読み方に関することなのですが、
日本語でのものすごく大きな数と小さな数の読み方です。
表にまとめると以下のようになります。


大数
小数
数字読み方
数字読み方
10^0
10^-1
10^1
10^-2
10^2
10^-3
10^3
10^-4
10^4
10^-5忽(こつ)
10^8
10^-6
10^12
10^-7纎(せん)
10^16京(けい)
10^-8沙(しゃ)
10^20垓(がい)
10^-9塵(じん)
10^24(禾偏に予)(じょ)
10^-10埃(あい)
10^28穰(じょう)
10^-11渺(びょう)
10^32溝(こう)
10^-12漠(ばく)
10^36澗(かん)
10^-13糢糊(もこ)
10^40正(せい)
10^-14逡巡(しゅんじゅん)
10^44載(さい)
10^-15須臾(しゃゆ)
10^48極(ごく)
10^-16瞬息(しゅんそく)
10^52恒河沙(ごうがしゃ)
10^-17弾指(だんし)
10^56阿僧祇(あそうぎ)
10^-18刹那(せつな)
10^60那由他(なゆた)
10^-19六徳(りつとく)
10^64不可思議(ふかしぎ)
10^-20虚空(こくう)
10^68無量大数(むりょうたいすう)
10^-21清浄(しょうじょう)



10^-22阿頼耶(あらや)



10^-23阿摩羅(あまら)



10^-24涅槃寂靜(ねはんじゃくじょう)


これによれば、
アボガドロ数(6.0221415×10^23 mol^-1)は
六千二十二垓千四百十五京
真空の誘電率(8.85418782×10^-12 m^-3 kg^-1 s^4 A^2)は
八漠八糢糊五逡巡四須臾一瞬息八弾指七刹那八六徳二虚空
ということになります。
うーん、覚えられない。


2008年11月19日水曜日

クラブニンテンドー 2008年度プラチナ会員特典

昨年に引き続き今年もクラブニンテンドーのプラチナ会員になりました。
そして本日、毎年恒例のプラチナ会員向けの特典が発表になりました。
卓上カレンダーのセット、ゴールドWiiハンドル、マリオの帽子の3種から1つ選べます。
が、実に微妙なラインナップです…
正直全部大してほしくもないのですが、
とりあえずゴールドWiiハンドルにでもしておこうかと。

2008年11月14日金曜日

擬似電話交換機キット

もう3ヶ月も前のことになりますが、秋月電子通商でいろいろ購入した際に
トライステート製の擬似電話交換機キットも買ってしまいました。
特に利用目的も無く、ただ興味を引かれただけでクリックしてしまいました。
で、なぜ今頃になってここに書いているかというと、
作る気分になるまで時間がかかったことと、
組み立てた後も動作してくれなくて原因解析していたこと、
さらに、部品(オーディオアンプIC)の不良だったので交換してもらったり、
半田吸い取り器で壊れた部品を取ったり、
付け直して再度動作チェックしても思ったように動いてくれなかったりしたからです。
まあいろいろありましたが、やっと動くようになったしだいです。

ちなみに、2つのポートに電話機を接続してうまく動作していても、
電話機を入れ替えると通話時に無音になるというような症状は今でもありますが、
大勢に影響がないのでそのままほったらかしです。

で、せっかく完成したので何か使い道を考えていたのですが、
面白いことを思いつきました。
実は以前、大量にある紙の資料を電子化しようとフラットヘッドスキャナを購入したのですが、
あまりにもめんどくさくすぐに挫折したことがあります。
今回この擬似交換機にPCのモデムとFAXを接続し、
FAXで資料を流し込んでPCでFAX受信し、電子化してしまおうということです。
FAXなら原稿を束でセットしておけばいいので、
フラットヘッドスキャナのように一枚づつ入れ替える必要はありませんし、
どうせモノクロの資料なのでそこそこの品質で取り込めれば問題ありません。

さてやり方ですが、FAXとPCを擬似交換機に接続して、
FAXに原稿をセットし適当な番号に発信するだけです。

PCのほうはやや設定が必要です。
WindowsXPの場合について説明します。
コントロールパネルから"プリンタとFAX"を立ち上げ[プリンタのタスク]から[FAXのセットアップ]をクリックします。
OSのDVDを要求される場合があります。
"Fax"アイコンが現れるのでダブルクリックして[所在地情報]を設定すると、
[FAX構成ウィザード]が立ち上がるので指示に従って項目を設定していきます。
[送信者情報]についてはすべて空白でかまいませんが、
[FAXデバイス]では利用するモデムを選択し、
[受信可能]、[自動的で応答]にしておきます。
セットアップが完了すれば、
"Fax"アイコンから"FAXコンソール"を立ち上げることが出来るようになり、
FAXの送受信管理が出来るようになります。
ちなみに各アプリケーションから印刷する際に出力先に"Fax"を指定すれば、
その時々に任意の電話番号へ送信が出来ますし、
Windowsが立ち上がってさえいれば自動的にFAX受信をしてくれます。

ところで受信したFAXデータはTIF形式でPCに保存されるのですが、
これを見るためにTIFFのビュアーが必要になります。
それにはirfanviewがお勧めです。
TIFFファイルを開けるソフトの中には最初の1ページ目しか見れないものもあったりしますが、これなら完璧です。
プリンタドライバ型のPDF変換ソフト(例えばいきなりPDF)を導入して、
irfanviewからPDFに変換して保管するのがベストでしょう。

さて、実際にやってみた感想ですが、やっぱり転送に時間がかかりますね。
原稿にも夜でしょうが、A4用紙で1分から1分半かかります。
まあ、フラットヘッドスキャナで1枚1枚載せかえるよりはましです。

2008年11月13日木曜日

Google talk でビデオチャット

ついにこのときがやってきました。
Google talk でビデオチャットが純正でのサポートとなりました。
残念なのは単体アプリケーションではなく
ウェブブラウザのプラグイン実装になっているところですが、
まあ良しとしましょう。

使い方ですが、
あらかじめここで[Install voice and video chat]をクリックして
"GoogleVoiceAndVideoSetup.exe"をダウンロードし、
インストールしておく必要があります。
ちなみに私はFirefox ver2 を使っています。
あとは Gmail または Google Apps の独自ドメインメールアカウントにウェブブラウザでログインし、
[チャット]で相手を選んで[ビデオ&その他]-[ビデオチャットを開始]で利用できます。

米Vidyo社の技術を使っているとなっていますが、
これってjabberなんでしょうか?
時間があれば調べてみたいと思います。

2008年11月12日水曜日

DLNAクライアント

DLNAといえば家庭内LANでいろいろつないで便利にしようという規格です。
私はPanasonicのDIGA(アナログ対応機)をDLNAサーバ(DMS)にし、
PCをDLNAクライアント(DMR+DMC)にして利用したりしています。
まあ、ほとんど使っていませんが。

DMS(デジタルメディアサーバ)については、
WindowsやLinux上で動作するソフトが入手できますし、
対応したNASなどが市販されたりしています。

DMR(デジタルメディアレンダラ)やDMC(デジタルメディアコントローラ)のほうはというと
やはりWindowsやLinux上で動作するソフトが存在しますし、
対応したテレビやHDDレコーダも増えてきているようです。
しかし最も普及しているのはなんといってもPS3でしょう。
DMRとしてみた場合、PCにウィンドウ表示するよりも、
大画面のテレビに映したい欲求に駆られますし、
HDMIで無劣化ディジタル接続したいと思うのが当然なのですが、
その辺りを考慮するとPS3というのは最適解だったりします。
とはいっても高いですし、遊びたいゲームがあるわけでもなく購入する気が湧きません。
テレビは2年前ぐらいに買いましたし、
HDDレコーダは2011年7月以前に買い換える気はありませんし、
この間EeePCを買ったところなのでHDMI付きのPCにお金を使うのははばかられます。

そんな時PopcornHourを見つけました。
簡単に言うとSigma Design社のSMP8635を搭載したDLNAクライアントのキットです。
なんだかとっても面白そうです。
それに、このチップの前バージョンSMP8634にはちょっとした思い出がありますし…

価格はもっと安ければうれしいのですが、まあ、許容範囲です。
そもそもそんな頻繁に使うのかという問題は無きにしも非ずなので
購入するかどうかはわかりませんが、
手元にあればいいおもちゃになりそうです。
買うならB-110よりA-110かな。
でもB-110の構成図やピンアサインを見るとuartが公開されているので
ブートストラップやOSをシリアルコンソールでコントロールできそうですし…
まあ、A-110でも可能だとは思いますが。


2008年11月11日火曜日

ICカードリーダ

週末に近くの家電量販店に行くと日立製ICカードリーダHX520UJJが安売りされていました。
すでにシャープ製のRW4040を持っているので本当は必要ないのですが、
思わず買ってしまいました。
まあHX520UJJはB-CASカードが読めるんですよね。
多分使うことはないのですが。

2008年11月7日金曜日

オシロスコープ

電子回路をいじるときに必需品といえなくもないツールはいろいろありますが、
オシロスコープもそのひとつです。
配線にかかっている電圧の時間による変化をグラフィカルに観測できる計測器です。
自動車ぐらいの価格のものもありますが、
最近はUSBでPCと接続して使えるそこそこ安価なものもあり、
個人でも手が届くものになっています。
中身は単なるA/Dコンバータでしょうから、
モニタソフトの開発の方によっぽどお金がかかっているのでしょう。
実は私も手元に置いていたりします。

さて、そんなオシロスコープですが、
武蔵野電波のブレッドボーダーズを読んでいていいことを知りました。
何とハンディ・オシロスコープというフリーソフトが存在するというのです。
PCのオーディオ(マイク)入力端子から得られる波形をビジュアル化するソフトです。
ここで、オーディオ入力を使うというアイディアに心打たれました。

で、早速実験です。
DELL Inspiron700m にはSigmaTelのサウンドデバイスが載っていますが、
きちんと動作しました。
ちなみに、USB接続のサウンドチップTUSB3200EVMでも試したところだめでした。
本体内蔵のものなら、まずどのPCでも動作可能なのではないでしょうか。
まあ、外付けの回路で入力保護したりアッテネートしたり、
入力をハイインピーダンスに仕立て上げれば安心して使えそうです。

2008年11月6日木曜日

Windows7

少々古い、といっても先週の話ですが、
マイクロソフトの次期クライアントOSであるWindows7についての露出が始まりました。
現世代品であるVistaは私にとってどうでもいい部分ばかりが派手になっただけで、
動作は重いし、メモリは喰うし、XPで使っていた周辺機器がドライバの関係で使えなかったりと
スキップするに十分過ぎる理由がありました。
MSDNでもらったVista(x64)のベータ版は即行でインストールしましたが、
2回ぐらい立ち上げただけでこいつは要らないという結論に達しました。
WinFSの実装も見送られましたし。
まあ、Vistaでなければ使えなくてぜひ使いたい唯一の機能はsideshowなのですが、
対応デバイスが皆無でした(今でも?)から
結局私にとってのキラーアプリとはなりませんでした。

で、Windows7ですが見た感じかなり使えそうです。
私はウィンドウの全画面表示というのは一切使わず、
多いときには30枚ぐらいのウィンドウを開いて作業するのですが、
新しいタスクバーでは立ち上がっているアプリの複数のウィンドウを
サムネイル表示してくれるようで、ウィンドウの切り替えに威力を発揮してくれそうです。
またこのタスクバーはラウンチャー機能も導入されるようで、
悪くはないのですが十数個アプリを登録すると余計使いにくくなりそうで少々心配です。
ジャンプリストも魅力的な機能ですし、
タスクトレイの使いにくさも改善されそうでうれしい限りです。

ただし私がXPから7に移行するのはかなり先になるでしょう。
XPまでしかドライバが対応していない周辺機器が現役を引退するまでXPを使い続けます。
たとえセキュリティーパッチの供給が終了しても。

2008年11月5日水曜日

NintendoDSiのレポート

せっかくNintendoDSiを買ってしまったので、少々レポートしてみます。

まずよくなった点ですが、
液晶が多少大きくなり、タッチパネルの感触がやわらかくなり、何より音がよくなりました。
液晶画面のバックライトの明るさがいつでも変更できるようになり、
起動時にミュート設定も可能で、リセットもできる親切設計です。

DSiブラウザについても格段に使いやすくなっています。
802.11g対応の分もあるでしょうがレンダリングが速くなり、
フォントがクリアタイプで見やすく、
タッチパネルをスタイラスではじくことで慣性スクロールが可能で操作感もよいです。
ソフトキーボードでの文字入力時に画面上のキーの位置と
認識される位置が正確に一致していて、
DSliteであったようなイライラ感もなくなりました。
相変わらずサイズの大きなページやFlashは見れないですが、
静的なページなら結構使えます。
文字の大きさが変えられるとさらにうれしかったのですが、これでも十分合格です。
ZaurusのNetFrontよりはるかに使えます。

悪くなった点ですが、これはACアダプタ関連です。
DSi側の端子が変わったことはこの際受け入れるとしても、
大きくなったことは不満です。
さらに最悪なのがDC定格出力が4.6V900mAになっていることです。
本当に500mA以上の電流が必要なのならUSB給電が難しいことになります。
さすがに今の時点でACアダプタをつぶして実験するのは気が引けるのでやりませんが、
充電しなくてもいいので500mAでも動作してくれることを期待しています。

ちなみにSDカードスロットにSDCHの16GBのカードを挿すときちんと認識してくれました。

そうそう、忘れていましたが、持っているマジコンを片っ端から挿してみましたが認識さえしませんね。
そういうのを常用している方はあきらめましょう。

2008年11月2日日曜日

NintendoDSi

やってしまいました。
本日発売の任天堂からNintendoDSi買ってしまいました。

夕方近くに歩いてわかる 生活リズムDS(生活リズム計)を買いに家電量販店に行くと
NintendoDSiの在庫があったんですよ。
ぜんぜん買う気はなかったのに…


2008年11月1日土曜日

au 2008冬モデル

先日発表されたauの携帯電話2008冬モデルについてですが、
発表された時点では取り上げるつもりは無かったものの、
ちょっと耳寄りな情報を聞いたので書いてみることにしました。

なんとハイエンドのいくつかの機種については
"グローバルパスポートCDMA"に対応しているようです。
"グローバルパスポートGSM"対応の新機種も出ています。
今年夏にここで散々苦言を呈しましたが、
国際対応についてauも少しはマシになりました。
相変わらず"グローバルパスポートCDMA"と"グローバルパスポートGSM"の
両対応機はありませんが。

まあ私の場合、非常用の"グローバルパスポートGSM"対応機を入手済みですし、
恐ろしく高い購入価格になるでしょうから、
これらを買おうなどとは全く思っていないわけですが、
次に機種変更を検討する予定の6年後ぐらいには
選択の幅が広がりそうでうれしい限りです。
そのころにはLTEに移っているかもしれませんが。

あと個人的な感想を言わせてもらえば、
相変わらず高機能で高価なナインナップだということでしょうか。
それを望んでいるユーザも少なからずいるでしょうし、
またそれを否定することはしないのですが、
機能には対しては特に執着が無く、
私を含めてとにかく初期費用とランニングコストを抑えたいという方が多くいると思われる中で、
答えを出し切れていないと考えています。
もうそろそろメーカーをキャリアーも考え方を変えてもいいのではないでしょうか。

2008年10月31日金曜日

iPhoneでワンセグテレビを見る方法

本日ソフトバンクモバイルから携帯電話の2008年冬モデルが発表されました。
新機種はスマートフォンっぽいものが多く、
いったいどこを目指しているのかよく分からない感はあります。
しかし今回はそんなもの以上に目を引くものがありました。
「TV&バッテリー」です。
なんとiPhoneで日本のワンセグTV放送が視聴できる周辺機器です。
ワンセグチューナで受けたデータを無線LAN経由でiPhoneに転送し、
iPhoneの専用再生ソフトで見るというとんでもなく強引な方法ですが、ありといえばありです。
でも何もそこまでしなくても…

さて、今度は何に対応するのでしょうか?
bluetooth接続のおサイフケータイユニットでも作るのでしょうか?

2008年10月30日木曜日

PHSデータカード"AX530S"

WILLCOMから面白いものが発表されました。
PCMCIAカード型のPHSデータ通信カードAX530Sです。
通信速度は最大800kbpsです。
それだけだと特に驚くこともないのですが、
なんとPCとUSBで接続するためのアダプタ付きです。
まあ、以前PCカードスロットなしのノート型MACでPHSカードを利用するために
同様のアダプタが売られていましたが。

ただ、このAX530Sでかいんですよね。
何しろPCカードですから。
また、USB接続アダプタも大きいです。
どうせなら、無線LANアクセスポイントになるアダプタぐらいにしてほしいところです。

まあ今のWILLCOMには唯一のメリットだった値段でも競争力がなくなっていますし、
来春に期待ということでしょうか。

2008年10月29日水曜日

USBカメラでTouchless

先ごろ購入したEeePC 901
にはカメラが付いていて
ビデオチャットが出来たりしますが、
実際利用する機会は皆無だったりします。

何か面白い使い道が無いか漠然と考えていましたが、
Microsoftから面白い提案がありました。
Microsoft Office LabsTouchlessという技術デモを公開です。
これは、USBカメラの映像を解析してUIにしようという試みです。
ちなみに動かすにはMicrosoft .NET Framework Version 2.0 再頒布可能パッケージ (x86)が必要です。
もちろんUSBカメラも必要です。

インストールして TouchlessDemo.exe を起動し、
[Makers]の[Added A New Maker]をクリックするとカメラの映像がとまるので、
認識対象物をドラッグで指定します。
背景に埋もれない色を選択する必要があり、
私は赤ペンのキャップを使いました。
その後[Demo]の[Start Draw Demo]をクリックしてから
そのキャップを移動すると落書きが出来ました。

ただしその性能にはあまり期待しないほうがいいです。
あくまでも技術デモですので。

まあSDKも公開してくれていることですし、
ちょっと遊んでみてもいいかも。


2008年10月28日火曜日

歩いてわかる 生活リズムDS

11月1日に任天堂からNintendoDS用ソフトとして歩いてわかる 生活リズムDSが発売されます。
これには生活リズム計と呼ばれる万歩計のようなものが2つ同梱されていますが、生活リズム計の単体発売も開始されます。
今月初めに任天堂のカンファレンスでいろいろと発表がありましたが、私が一番気になったのは実はこれだったりします。

実は2年前にハドソンから育成散歩計てくてくエンジェルPocket with DS てくてく日記という似たような企画のソフトが発売されています。
私は購入していませんので詳しい内容は知らないのですが、どうやら歩数分だけキャラクタを育てるようなゲームのようです。
歩数データのDSへの転送方法はキーワードの手打ちだったと記憶しています。
これの売れ行きがどうだったのかはわかりませんが、任天堂はこれにかぶせていたようにも見えます。

実際には生活リズム計は一分毎の歩数の記録ができ、単なる万歩計以上の機能を持っていますし、
ゲーム内容もキャラクタ育成のようなものではなく、健康管理ソフトで、かなり大人向けで高齢者も意識しているように見えます。
強いて言えばWiiからダウンロードするMiiを育てるということになるのでしょうか?
任天堂の唱えるゲーム人口増加により裾野が広がっているのでかなり売れるような気がしますし、
ゲーム人口を増やすための種にもなりそうです。
結局任天堂自身が出すことが最大のアピールポイントとなるんですけどね。

ここで疑問です。
実は今の時点で生活リズム計とDSとの通信手段が明らかにされていません。
私の予想ですが、赤外線通信を使うのではないかと。
DS本体に標準搭載されている通信機能は無線LANだけですが、
消費電力やプロトコルスタックのソフト量から考えても
さすがに生活リズム計が無線LANモジュールをつんでいるとは思えません。
また、DSのゲームカードの中にbluetoothモジュールを搭載するというのも、
モジュールやアンテナのサイズ的に可能でも、コストを考えるとあまり取りたくない方法です。

そこで赤外線通信ということが思い当たります。
最近は携帯電話向けに小型の赤外線通信モジュールが大量生産されていますので
低コストで実装できますし、DSゲームカードの厚さに収めるもの容易です。
さて、この予想は当たるでしょうか?

2008年10月24日金曜日

「イー・モバイル+無線LAN」が利用できるルーター登場

トリプレットゲートからワイヤレスゲート ホームアンテナ for イー・モバイルの販売が開始されました。
入手方法はかなり限られますが、発表即発売開始です。

この手の製品は先日Willcomからも発表されており、
最近日本での正式発売が開始されたPHS300と合わせて、
今は無きアイピーモバイルの掲げた理念が花開こうとしているようで
感慨深いものがあります。

さて、Willcomの物が発売されるのはまだ先の話になりますが、
今わかっている、あるいは推測できるそれぞれの特徴について記してみます。
間違ってたらごめんなさい。

Willcom どこでもWi-Fi
eneloopで駆動。ただし、充電機能はなし。
外部電源は専用ACアダプタ。
でかくて重い?
WillcomのPHS回線しか使えない。Willcom CORE対応の別製品が出る?
価格未定。

PHS300
専用充電池内蔵。
外部電源は専用ACアダプタ(DC5V2.5A出力)。DC5V1AのUSB給電でも動作可?
でかくて重い?
USBモデム扱いでWAN側通信機器を接続。
20000円ぐらい。

トリプレットゲートのワイヤレスゲート ホームアンテナ for イー・モバイル
バッテリー駆動不可?
AC100V電源専用?
多少小さく軽い。
USBモデム扱いでWAN側通信機器を接続。
イーサネットポート2つ(WAN,LAN)付き。
15000円ぐらい。

まあ、私の場合、今のところ多少不細工で手間はかかりますが
手持ちの機器の組み合わせですべて実現出来ている機能ですので、
これらを買おうとは思っていませんが、
こういう機器が増えてくれることはうれしい限りです。
ところで、トリプレットゲートの製品を見ていて思い出したのは
FONLafonera+のUSBホスト機能付きバージョンです。
製品として出荷しているわけではありませんが写真がどこかで流出していたような…
これが出たら多分買ってしまうでしょう。
きっと安いですし。

2008年10月23日木曜日

WiiMusic 買おうかな

今、WiiMusic
を購入しようかどうか迷っています。
私はいわゆる音ゲーというものがあまり好きではなく、
アーケードでも家庭用でもあまりやったことがありません。
なぜって、あのボタンの押し方が理不尽そうなので…
いくつかボタンがあっても、
それに音階が関連付けられているようには見えませんし、
リズムとボタンを押すのタイミングがおかしいと思われ仕方ありません。
あっ、もうひとつ好きではない理由がありました。
最近の曲をあまり知らないんですよね。

さて、WiiMusicですが、
今までの音ゲーとは違うといろいろなところでいわれていますが、
それが楽しいのかどうか自信がありません。
少なくともちょっと触るだけでは楽しめないような気がすることです。
曲を崩していったりアレンジするといったことは
一般人にはなかなか体験できることではないので
ハマると一日中でもやっていそうですが、
最終目標がないと取っ付きがが悪そうで…
WiiFitもそうですが止め時がわからないというのもありますね。

こんなことを書きながら買う方向に傾きつつある自分に気付いたりしています。

2008年10月22日水曜日

難あり Hyper-V Server 2008

今月初めに米マイクロソフト社から Hyper-V Server 2008 が無償公開されました。
間髪入れずとってきてインストールしましたのでその顛末を記しておきます。
で、なぜ3週間ほど遅れて書いているかというは最後まで読むとわかります…

Hyper-V Server 2008 は一言で言うとハイパーバイザ型のx64(x86)仮想マシンのホストサーバです。
何はともあれ
http://www.microsoft.com/servers/hyper-v-server/how-to-get.mspx
から[Get Hyper-V Server 2008 here!]をクリックして
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyId=6067CB24-06CC-483A-AF92-B919F699C3A0&displaylang=en
にとび、[Change Language:]で"Japanese"を選択して[Change]をクリックします。
すると
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=6067cb24-06cc-483a-af92-b919f699c3a0
にいけるので、[Download]をクリックして"ServerHyper_MUIx10-080912.iso"を取得し、
これをISOイメージ扱いでDVD-Rに焼きます。

そして、仮想化支援機能(Intel-VT or AMD-V)付き64ビット対応CPU(Core2DuoやAthlon64X2など)を載せたPCを
このDVDから起動すればインストールが始まります。
インストール開始時に言語の選択が出来るので迷わず"日本語"を選択しておきます。
途中インストールするパーティションを選択させられますが、
空のパーティションに入れておけば、
その前から入っている他のWindowsに影響を与えることはありません。
これの実体は Windows Server 2008 のサブセットらしいのですが、
よく見るテキストベースのブートマネージャが自動的に導入されるので、
PC起動時にどのOSを立ち上げるか選択できます。

さて、インストール中には"administrator"でのログインを求められますが、
デフォルトのパスワードは空になっているので、
そのままエンターキーで進めます。
何度かPCが再起動してインストールは完了です。

ところで、Hyper-V を起動するとコマンドシェルとちょっとしたことが出来るユーティリティが立ち上がるのですが
「有効なネットワークアダプタが見つかりません。」と怒られます。
ここから何をしていいのか全くわからず、
しかも公開直後のためかネット検索してもあまり情報も引っかからず途方にくれてしまいました。

その後情報が出てくるのですが、
どうも、ネットワークアダプタが認識されない場合はドライバ(Windows Server 2008用?)を
手動でインストール(PNPUTILを使って?)しないといけないらしいことと、
別のPCでWindows Vista SP1を動かし、
そこからリモートで操作してゲストOSをインストールしなくてはいけないらしいことがわかりました。
って、Vista持ってないし…
というわけでパーティションごとディスクの肥やしになってしまいました。
XPで何とかさせてくれよ、マイクロソフト。

2008年10月21日火曜日

情報処理技術者試験2008秋

昨日、2008年秋の情報処理技術者試験が実施されました。
私はソフトウェア開発技術者試験(SW)を受験してきました。
2ヶ月ぐらい前から地道に勉強はしていましたが、
本文600ページ程の参考書を約450ページ読んだところで時間切れとなってしまいました。
この時点で合格できる気が全くしなかったのですが、
受験料5000円払ってしまったことですし、だめもとで行ってきました。

が、意外なことに結構いい線いっている気がします。
簡単とは言わないものの、割とわかりやすい問題が多かったように思います。
午前の選択式は半分は取れてると思いますし、
午後の2つの記述式についても、
大きな勘違いがなければ7割は堅いと妄想しています。
まあ、わかりませんがね。
とにかく、結果が出たらここでも発表するつもりですので。


2008年10月17日金曜日

オンラインストレージサービス

EeePC 901 を使い出してからオンラインストレージサービスを物色しているので無料なのをちょっと紹介してみます。

gdrive(正式名称ではない?) はGMailのメール保存領域を無理やりストレージにしてしまうという
かなり強引なソフトですが結構使えます。
http://www.viksoe.dk/code/gmail.htm から GMail Drive v1.0.13 をダウンロードして
[マイ コンピュータ]から[GMail Drive]で扱えます。

dropbox は最近オープンベータになった(?)サービスですが
http://www.getdropbox.com/
から専用クライアントをダウンロードしてインストールすることで
[マイ ドキュメント]の[My Dropbox]からアクセスできるようになります。

omnidrive はドメインを売ってしまったのでしょうか…
サイトが見つかりません。
ということで名前だけ。

あとlive.comのskydriveも使っていますが、
基本的にファイル公開のために使っています。

オンラインストレージは本当に便利です。
LAN内ならばNASがいいですが、
現状NAT配下なNASに出先からアクセスするのはつらいので。

2008年10月15日水曜日

google map と GPS

先週末の連休に自動車で旅行しておりました。
せっかくなのでこの前購入したGPSチューナで走行情報をロギングしてみました。
eneloop単4×4本で構成するUSB出力バッテリーパックに
GPSチューナに差込んでサンバイザーに挟み込んで固定し、
ダッシュボード内のEeePCとbluetoothで接続してログ取りします。
これにはwatさん作のGPS-NMEAデータモニタ
NmMonitor2.1
を利用させていただきました。

とったログは以下のようにgrepやsedでレコードを間引いたりしました。
grep -i '$GPRMC' nmea.log > 1.log
sed -e '/^\$GPRMC,[0-2][0-9][0-5][0-9]00\./!d' < 1.log > 2.log

その後4riverさん作のNMEA to KMZ file converter ver1.48を利用してkmz形式に変換します。
google
map
に自分のIDでログオンし、
[マイマップ]から[新しい地図を作成]で[インポート]をクリックして
生成されたkmzファイルをアップロードすると、
なかなか楽しい旅行記が出来上がります。

ところで今回3日間の旅程で3回ログをとりましたが、
PCの設定やバッテリー切れ、車用のDC/ACインバータの電源入れ忘れ、
USBバッテリーパックの電池切れといろいろあって
丸一日分取れたことはなかったのですが、
フル充電された単4のeneloop4本あれば
このGPSチューナで12時間ぐらいは測位出来そうな感じです。
もちろんロガーとなるPCの電源が確保できることが前提ですが。

今度は海外旅行で使ってみたいですね。
それにはPCでは辛いのでPDAをロガーに出来るように今から準備でもしますか。



2008年10月10日金曜日

どこでもWi-Fi

東京ゲームショウ2008にあわせた発表ですが、
ウィルコム、バッファロー、三洋電機から共同で「どこでもWi-Fi」が発表されました。
一言でいうと「PHSをWAN回線とするルータ機能付きの無線LANアクセスポイント」ということになるでしょう。
機器の開発主体はバッファローのようですが、
三洋電機はPHSを含めた無線通信機器事業を今春京セラに売却したので
そういう絡みもあるのかもしれません。

すでに個人的に
PDA
Zaurus SL-C1000 + So-net bitWarp(W) + USB接続LANアダプタ
+ モバイル無線LANアクセスポイント +
eneloop
単四×4本
で同等な環境を作っているので今更感のある商品ではありますが、
機器代金5000円、月額基本料2000円であれば即契約ということになりそうです。
ちなみにこの環境でもPCでのブラウジングや
NintendoDSのマリオカートDSでの対戦も問題なく楽しめます。
もちろんPHSの電波状況によりますが。

さて、今回発表された「どこでもWi-Fi」ですが、
明らかにeneloopを使うことに必然性がないです。
単四電池4本はかなりヘビーですし嵩張りますから
普通に考えると専用のリチウムイオンバッテリーパックを用意する方がいいですし、
PCのUSBポートからも電源を取れるようにしておけば、
汎用のUSB出力ACアダプタも、
乾電池4本で電源供給できる簡易型電池パックも利用可能なわけで、
PHSの省電力さをアピールするためだとしても
この仕様は疑問を抱かざるを得ません。
しかもeneloopの充電機能を持っていないようですので、
今まで持ち歩いていた充電器の替わりに使うのではなく、
持ち物が1つ増えるだけとなってしまいます。

あとは、USBホスト機能をつけてモデム(携帯電話含む)経由でのWAN接続が出来たり、
イーサネットポートをつけて普通の無線LANアクセスポイントになったりすれば
いろいろなものの置き換えにあるのですが、
ウィルコムが売る以上それは無理な相談でしょう。

そして将来展開として期待するのは、
W-SIMカードを入れ替えて、
次世代PHS
Willcom CORE に対応することでしょうか。
どうなるにしても価格次第であることは間違いないでしょう。

2008年10月9日木曜日

B-CASカードの滅びる時

こんな記事を見つけました。
なんとB-CASカードが廃止の方向で世の中が動いているようです。
このことについてはこの記事ではじめて知ったので
総務省のサイトを探しましたがそれらしい記述は見つけられませんでした。
ただ、これは歓迎すべきことです。
おそらくCS等の有料放送のユーザ識別用には残るのかとも思いますが、
これにより地デジのチューナが小さくなって
いろいろなガジェットについでの機能として
搭載されそうな予感がします。
私は以前から、いずれ携帯電話でもフルセグの地デジチューナが載るようになり、
ワンセグ放送の意義がなくなるのではと思っていましたが、
それが現実になる日も10mぐらい近くなったかもしれません。

2008年10月8日水曜日

bitWarpのキャンペーン終わった

So-net のモバイル通信サービス bitWarp(W) は
ここ数ヶ月続けていた通信機器無料キャンペーンを先月末で終了してしまいました。
最大3ヶ月間の利用料無料はまだやってますが
機器代が15000円程度しますからお得感が一気になくなってしまいました。
せっかく加入しなおそうと思ってたのに…
まあ、今後半年、あるいは一年のうちに
次世代データ通信の Willcom CORE やWiMAXがサービスインしてくるでしょうから
それを期待して今のまま使い続けることにします。
今や値段以外に特徴がなくなり、契約者数の純減に転落した Willcom は
さっさと Willcom CORE をサービスインして巻き返しを図ってほしいものです。

2008年10月3日金曜日

NintendoDSi 発表

ついに発表された新NintendoDS、
その名前は NintendoDSi です。
詳細については任天堂のサイト等に情報があふれていますので
そちらを参照ください。

昨日書いたうわさや予想が結構当たってましたね。
昨日触れてなかったところでは、
カメラについては大した画素数でないことは想像できていましたし、
任天堂製品の頑丈さを考慮して妙な機構でカメラの方向を買えられるようにするより
カメラを2つつんでくることも頭の片隅にはありましたが、
本当にしてくるとは…
ソフトのダウンロード販売の絡みで内蔵ストレージについてもうすうす感じていましたし、
起動時のメニューがWiiメニューっぽくなることも想定はできましたし、
ハード的にはそれほどのサプライズというのはなかったですね。
まあ、ハードではなくソフトでサプライズを起こすのが今の任天堂でしょう。
ただ、バッテリ駆動時間がかなり短くなっていることが逆の意味でサプライズでした。

さて、ここでもうひとつ予想しておきましょう。
今"DSテレビ"という地デジワンセグチューナが販売されています。
これにはチューナはもちろん視聴ソフトも内蔵されていますが、
DSテレビを単なるチューナとして扱うような
視聴ソフトや録画再生ソフトをダウンロード販売するのではないでしょうか。
ビデオファイルの再生ソフトが標準でついていないのは
コーデックのライセンス料の問題もあってのことで、いずれダウンロード販売するのかもしれません。
内蔵カメラによる録画もそうなのかもしれません。

このようなことを考えあわせていくと、
DSiではCPUパワーとワークRAMがかなり拡張されているのではないかと想像してしまいます。
まさかメインCPUはPowerPCベースでWiiとアーキテクチャをあわせているとか…
いくらなんでも考えすぎかな。

2008年10月2日木曜日

新NintendoDSの予想

明日は日米で任天堂のカンファレンスが開催されます。
そこで NintendoDS の新バージョンについて発表があると言われています。
あくまでもうわさですが。
新DSのうわさとしては比較的確度が高そうな情報として
LCDディスプレイの大型化、カメラの搭載、音楽再生機能の追加
というようなものもあり、
希望的観測ではDSでのバーチャルコンソールの実行なんてのもあったりします。

これら機能についてはネット上でも賛否両論あるようですが、
初代DSでタッチパネル、マイク、LCD2枚というハードを
後にリリースされたソフトでサプライズに昇華した任天堂ですので、
私は期待しています。
初期出荷量は限られるでしょうし、すぐに飛びつくつもりもないのですが、
おそらく来年の今頃には入手していそうな気がします。

さて、私なりに上記以外の事柄についてちょっと予想してみましょう。
無線LAN機能は802.11bg対応になりWAPへも対応するのではないでしょうか。
また、Wiiとの連携を深めるためbluetoothを積んできそうな気がします。
今でも無線LANを使ってWiiのコントローラとしてDSが使えるWiiのゲームはありますが、
その時はインターネット接続はできないようですので、
bluetoth搭載の意義は十分にあると思います。
Wiiのウェブブラウザでネットサーフィンするときに、
DSのタッチパネルをタッチパッドや手書き文字認識での文字の入力デバイスとして使えれば
面白いのではないでしょうか。
カメラもWiiを操作するコントロールデバイスとして面白く使えそうです。
もちろんbluetothはワイヤレスヘッドフォン(ヘッドセット)の接続にも使ってほしいところです。

DS単体ではマイク、スピーカ、カメラを積んでいるので
ピクトチャットにビデオチャット機能を取り入れ内蔵してくるかもしれません。
地味なところではワークRAMを増やしてウェブブラウザも標準搭載としてほしいところです。
SDHCカードスロットもつけて再生する音楽データや撮影した画像データの保存に使えれば便利です。
ただし対応カードはマイクロSDだと小さすぎて扱いにくいので、
フルサイズのものにしてほしいですね。

Wiiで大量調達しているので加速度センサも安くでつけられそうです。
ついでなのでつけちゃいましょう。
GPS測位機能もほしいですね。
2枚のLCDには双方にタッチパネルをつけ、今流行のマルチタッチ対応にすると便利そうです。
この際GBAスロット(スロット2)は廃止の方向とし、
替わりにGBAを含めたバーチャルコンソールにしてしまいます。
スタイラスも廃止して本体の薄型軽量化に貢献してほしいです。
アナログスティックもつけ、さらに筐体表面の触覚センサ(?)も入力デバイスにしてしまうというのはどうでしょう。

最後の段落については単なるわるのりですが、
便利になってくれれば嬉限りです。
明日の発表が楽しみですね。

2008年10月1日水曜日

さよならNifty

インターネット黎明期のさらに前、古のパソコン通信の時代から私はNiftySERVEを使っていました。
当時はアナログ電話回線でダイアルアップ接続をしてテキストベースで通信していました。
今のようなGUIベースのアプリケーションがあるわけでなく、
メールを見るにも、フォーラムの投稿を見るにもコマンドラインで操作していました。
今のWindowsに対するDOSのような感じです。
DOSって言っても分から方も多いのですかね。
仕事場のLAN内からメールサーバを踏み台にしてroad2経由でtelnet接続していたりして
結構便利に使っていたのですが、
いろいろと社名とともにサービスケー遺体も変わっていき、
もはや昔の面影もなくなってしまいました。
時代の流れをいやおうなく感じさせられます。

さて、もう本当に長い間Niftyを契約し続けてきましたが、
接続に関しては近年ほとんど使用していませんでした。
数年前にアメリカ滞在中にホテルからローミングでダイアルアップ接続したのが最後かもしれません。
その後もそういうときのために一応アカウントを残してはいましたが、
最近は多くの国のホテルでブロードバンドの常時接続が可能となっており、
最後の手段であるダイアルアップの出番もめっきり少なくなってしまっています。
262円の経費も無駄に感じてきましたし、
本日をもって解約という運びとなりました。
ありがとうNifty。

あっ、でも加入料500円以外はこの10年で多分数百円しか払ってないau.net(旧DION)のアカウントがあるので、
最後の手段はまだ使えるんですね。
しかしEeePCにはモデムついてない…
Inspiron700mにはついてるので問題ないでしょう。

2008年9月30日火曜日

クラブニンテンドー プラチナ会員

クラブニンテンドーの会員年度の更新がいよいよ迫ってきました。
私は昨年に引き続きプラチナ会員となりました。
というより、もう少しだったので無理やりプラチナに持っていきました。
前回は特典でスーパーファミコンのコントローラ型クラシックコントローラをもらいましたが、
今回は何がもらえるのでしょうか。楽しみです。
皆さんもポイントの登録し忘れがないか確認してはいかがでしょうか。

さて、来年の話をすると鬼が笑うなどとは言いますが、
来年の9月までには今うわさのNintendoDSの新機種を買っていそうな気がしますし、
次回もゴールド会員は確定というところでしょうか。

2008年9月29日月曜日

ついに携帯電話機種変更

少し前に長いこと検討していましたが、
ついに携帯電話を機種変更しました。
au の W62S です。
フルサポートコースで約5000円でした。
前月は13000円程度でしたのでかなり値下がりしています。
早速フルサポートを解除してシンプルコースに移行しまし、
SIMカードを古い機種に差し換えて使っています。
W62Sを使うのはこれがへたってから、
もしくは海外(韓国以外)に行くときに一時的に使うだけということになります。
購入条件で安心サポート(有料)を最低2ヶ月間つける必要があったので、
一年経って予備電池パック1つと無事故ポイント1000をもらった上で解除するつもりです。

これで携帯電話については今後数年考える必要がなくなりました。
ほとんど最低料金で運用できそうです。
あとは来月 bitWarp PDA に再再再度入りなおし、
来るべき次世代ワイヤレスブロードバンドへの加入検討へつながっていきます。
あっ、でも韓国に行く必要が出てきたら何か別の手を打つかもしれません。

2008年9月26日金曜日

au BOX 発表

本日au BOXが発表になりました。
やっと出るんですね。深い意味はありませんが。

なんだかんだ言ってもSTBですし、
設計がモトローラなので使っているCPUやOSについてはなんとなく想像がつきます。
機能的にはSD解像度のVOD端末なわけで、
これが実現できる機器にその他機能を加えたような構成でしょう。
ストレージメモリ1GBで半分はシステム領域のようですし、
画像出力端子はS端子止まりのインターレス仕様ですし、
DVD-ROMドライブはPCの5インチベイサイズの汎用品のようにみえますし、
製造原価は意外と安いような気がします。
それにしても月額315円というのは破格だとは思っています。

さて、これが私にとって手に入れるべきものかどうかを検討してみます。
KDDIの光ファイバ回線がなければVODのSTBとして使えないのでこの点では必要ありません。
LISMOの音楽・ビデオを扱う端末としても、全く興味がないので必要ありません。
CDのリッピングに専用端末が必要とは思いません。
ウェブブラウザOperaを搭載していますが、Flashが使えないなど機能制限が激しいですし、
だったらWiiのOperaのほうがよっぽど使えます。
ワイド画面プログレッシブで使えますし、ポインティングも使いやすいですし。
というわけでいらないことが決定しました。

Wiiで思い出しましたが、NTTがWiiに乗っかっているのに対して、
KDDIは自前主義をとったということでしょうか。
開発にはかなりの期間と費用がかかったものと思われますが、
携帯電話でやや苦戦中のKDDIにとって果たしてこれが吉と出るのか見守りたいと思います。
正直微妙だと思いますが。

2008年9月25日木曜日

いつでもどこでもGPS - その2

前回ふれたGPS-GR310について詳しく紹介します。

GPS-GR310はUSBとBluetooth接続に対応したGPS受信機です。
本体の写真等は先のウェブサイトにあるのでそちらを見てください。
ブリスターパッケージに本体とUSB延長ケーブル、
車載時用のシガレットソケットアダプタ(入力12-24V、出力5V850mA)、
ドライバやドキュメント入りのCD-ROMが入っています。

USBの場合は専用ドライバとの組み合わせで仮想シリアルデバイスとして使用します。

ボーレートは4800bpsです。
Bluetoothの場合は特にドライバは必要なくSSP(シリアルポートプロファイル)で接続できます。
ペアリング時のセキュリティコード(PINコード)は"0000"です。
どちらの方法でも接続すればでNMEA-0183形式の出力データが垂れ流しになり、
起動時のネゴシエーションは必要ありません。
大変お手軽です。

で、早速自宅でGPS測位してみると、カーナビでの測位結果と同じでした。
めでたしめでたし…とはいきませんでした。
地図ソフトを購入する予算がないので、
google
mapとの連携を考えていたのですが、
google
mapの位置情報と比べるととんでもない誤差があります。
30kmぐらいでしょうか。
どう考えてもgoogle
map側がおかしいようにしか見えません。

googleに苦情することも考え、
いらいらしながらいろいろ調べていてgoogleが悪くないことを確認しました。
google
map は「度分秒」表記ではなく単位は「度」なんですね…
本気で苦情を入れようかと思っていましたがしなくてよかった。
つまり、
i度j分 k秒 = (i+j/60+k/60/60)度
a度 = int(a)%360度 int(60*a)%60分int(3600*a)%3600%60秒

なのです。ここでint(x)はxの整数部を取得する関数、%はモジュロ演算子です。
google
mapの仕様は的を得ていますが、ちょっと使いにくいですね。
時間があったらgoogle
mapを利用したGPS連動ウェブアプリでも作ってみようかと思っています。
思うだけで終わるかもしれませんが…


2008年9月23日火曜日

いつでもどこでもGPS - その1

飛行機に乗っていると、今どの辺りを飛んでいるのか気になる方は多いのではないでしょうか。
私もそうです。
国内便でもそうなのですから海外便だとなおさらです。
数ヶ月にテルアビブ(イスラエル)からウィーン(オーストリア)の飛行機に乗ったときのことですが、
たまたま窓際の席だったので3時間半ほどのフライトの間窓から地上を眺めて、
ここはきっとギリシャの海岸線だとか、
あれはアルプス山脈に違いないなどと妄想していました。
長距離のフライトですとモニタに飛行機の現在位置を表示してくれるのですが、
このときはそんなものがなかったので本当にそうなのかはわかりませんが、
まあわりと楽しんでました。

こういう体験をするとGPS端末がほしくなってしまうのです。
しかし、緯度経度がわかればいい目的のために高価な機器をわざわざ買う気になりません。
PCの周辺機器としてGPSチューナもありますがこれも結構な値段がします。
GPS対応携帯電話もわりと前からありますが、
飛行中は電波を出してはいけないので
スタンドアロン計測が出来ないこういうものは使えません。
最近だとiPhoneでそんなことが出来そうですが、
そもそも私にとってiPhoneは買う気がしません。
まあ、好みのアプリがなければ自分で作らねばならず、
開発環境の問題もあり、そこがネックでもあるんですけど。

実はもう何年も前に同様のことがしたくて、
GPSのチューナと仕様書をもらってきて
PDAでGPSロガーを作ろうかと思ったこともありましたが、
めんどくさくてそのまま放置しています。

というわけで、長年の夢のようになっていたGPS機器ですが、
ネットサーフィンしていてまあまあの価格のものを見つけてしまいました。
aitendo@shopping
GPS-GR310です。
他にもモジュールになったものや安いものなどありますが、
モジュールは放置してしまいそうですし、
何よりBluetoothにも対応しているところが気に入りました。
次回製品についてレポートしたいと思います。

2008年9月22日月曜日

ソーラーパネルって…

前回書いた1000円の太陽電池ですが
出力電圧を12V(50mA),9V(50mA),6V(100mA),3V(200mA)に切り替えられるので、
6VにしてUSB充電器でeneloopを充電しようと思ったのですが、
実際にはそんな電圧出ません。

12Vに切り替えて、ものすごく晴れているときに日に当てても出力されるのは9V程度です。
仕方がないので車のシガレットソケットから携帯電話を充電できる機器を
100円ショップで購入して組み合わせる事で、
晴れている日なら5.4Vが取れる環境を作ってみました。

とりあえずeneloopを充電してみたところ、
一応充電は出来てはいるようです。
面倒なのでこのときの電流は測っていませんが、
満充電までにはとてつもない時間がかかる気がしてなりません。
しかもちょっと曇ると電力供給はストップされます。
実用には遠い気が…

こんなことをしながら考えたのは、
家の屋根などにつける本格的なソーラーパネルについてです。
今回購入したパネルの性能で考えると、
1坪あたり12V17A程度の電力を得られます。
私の愛車WINGROADのシガレットソケットからは12V10Aが取れるので、
それと比べても結構な発電量です。
まあ天気がいいことが大前提ではありますが。

しかし、家庭内のAC100V配電網に接続するとなると結構面倒です。
インバータでACに直す必要がありますが、
三角波にするような簡易的なインバータではだめで
きちんと正弦波にする必要がありますし、
混ぜるときに位相をそろえる必要もあります。
ソーラーセルを直列につなぎまくることでDC141V(100*sqrt(2))を生成すれば
昇圧も必要ありませんが、
雨風にさらされる屋外配線に高電圧直流をかけるのはちょっと怖い気が…

まあそれはさておき、
昨今環境保護について言われます。
政府は家庭用ソーラーパネルの購入補助を復活させるべきなのではと思ったりします。

2008年9月19日金曜日

EeePC 901 の予備ACアダプタ

先日秋月電子通商EeePC 901用に12V3.8AのACアダプタGFP451DA-1238を購入しました。
改造して使っていますが、
バッテリーの残容量が60%ぐらい以下でこのアダプタを使って充電するとEeePCがうなります…
75%あれば鳴くことはないようです。
皆さんには素直に互換アダプタを購入することをお勧めします。

さて、それと一緒に1000円の太陽電池を買ってみました。
安かったのでそれほど期待もしていなかったのですが、
予想を上回るだめっぷりに愕然としてしまいました。
その話は次回にでも。

2008年9月18日木曜日

EeePC 901 で Ubuntu

使うか使わないかはともかく、
愛機 EeePC 901でも Linux
を動かしたい衝動はやっぱりあるのです。
LinuxのディストリビューションUbuntuの評判の高いことは以前から知っていましたが、
事情があって最近仕事で使い出したところなかなかいい感じで結構気に入りました。
サーバ用途だと依然Gentooが好みですがデスクトップならこいつに決まりです。

で、いろいろ調べているとライブCDの部屋
eeeUbuntu 8.04
が公開されていることを知りました。
ありがたく使わせていただくことにします。
感謝。

さて、ここから落としてきたisoファイルをCD-Rに焼いて、
EeePCにつないだUSB接続のDVDドライブからこれをブートします。
とりあえず常用はしないので、
インストール先は安くで手に入れた低品質(?)な16GBのSDHCカードにしておきます。
つまり
/dev/hdc
に対してインストールします。
パーティションは適当に。
インストールは特に迷うことなく進みますが、
ファイルコピーが始まる直前で、
ブートローダgrubのインストール先を変更する必要があります。
デフォルトでは/dev/hdaになっているので/dev/hdcに変更します。
さもないとこのSDカードを挿していなければWindowsさえ起動できなくなってしまいます。

EeePCの起動時にESCキーを押すと起動ドライブを選択できる画面になるので、
Ubuntuを起動する場合はSDカードを選択するとgrubが立ち上がります。
ただし、インストール直後はgrubの設定がおかしくそのままではUbuntuが起動しません。
grubのコマンドライン編集で起動ドライブを(hd0,0)に直してブートさせます。
Ubuntu起動後テキストエディタで/boot/grub/menu.lstを同様に修正して作業完了です。
SDカードを使っている関係で動作はやや緩慢な気もしますが十分実用になります。
といっても、私の場合はあまり使うことはないでしょう。


2008年9月17日水曜日

live.com favorites って…

最近私はウェブブラウザのブックマーク(お気に入り)をまったく使っていません。
URLを丸覚えしていたり、
ある特定の単語をgoogleで検索した結果の上から何番目のリンク
というような覚え方をしています。
って、それはごく一部のサイトに対してですけど…

実際のところはオンラインブックマークのサービスを利用しています。
仕事用のものも含めて、PCは5台常用していますし、
ネットサーフィン機能付きのガジェットも結構所有しているので、
そちらのほうが便利なんです。
どうせオフラインでは何も出来ないことにかわりはありませんし。

で、特に理由はないのですがマイクロソフトが運用する
live.com
の favorites
サービスを利用しています。
ところがこのサービス、結構ブラウザを選ぶのです。
当たり前の話ですがIEでは動きます。
常用するFirefox2でも快適に使えます。
しかし、WiiのOperaでは動きません。
まあ、私にとってそれは許せる範囲でしたし使いやすいので
そこには目を瞑っていたのですが…

最近我慢ならない状況になってきました。
Firefox3、Google
Chrome などでlive.com
favoritesが動作しないのです。
特にFirefoxがバージョンアップで使えなくなるというのがありえません。
多分live.com側の問題なんでしょうけど。

ということで、オンラインブックマークの乗り換えをするつもりです。
乗り換え先候補は
Google Bookmarks です。
多少使いにくい部分もありますが、
live.com favorites
とほぼ同等の機能を持っており、
さらにちょっと動作が軽いような気がします。
ためしにいろいろなブラウザで試してみましたが、
PC用のいまどきのブラウザではもちろん、
NintendoDSやWiiのOperaでも利用可能です。
au携帯電話のezwebブラウザでは使えませんでしたが、
PCサイトビュアーだと問題ありません。
あとZaurusのNetfrontでは使っていてかなり厳しい制限があります。
さすがNetfront。
まあ、Operaも入れているので運用でカバーできます。
これで快適なネットサーフィン環境が構築できそうです。

2008年9月14日日曜日

auの不調

1年程前からうすうす予感してはいましたが、
ここにきてauの不調がはっきりと数字に表れようになりました。
少し前に携帯電話の乗り換えの検討を記事にしていて
その中でも触れてはいましたが、
今のauには総じて魅力がありません。

で、auがこの結果を真摯に受け止め、
次の秋冬モデルの発表と同時に
月額基本料の引き下げをしてくれることを
期待しているのですが…
してくれたらauにあと6年ぐらいはとどまります。

2008年9月12日金曜日

スマートフォン百花繚乱

百花繚乱というのはかなり大げさではありますが、
最近スマートフォンの発表が相次いでいます。
ソフトバンクのiPhoneはすでに発売しており、
ドコモのblackberryも大分前に発表済みですが、
イーモバイルのtouch
diamondと
auのtouch
proが新たに市場に投入されることになります。

スマートフォンは便利といえば便利なのですが、
日常使うにはやや不便だと思うのは私の食わず嫌いでしょうか?
ベストなのは、電話っぽい端末と一緒に2台持つことでしょうが、
SIMカードを差し替えて使い分けるのも許容範囲かと思います。
ただ端末や料金プランが高かったり、
大きさや重さがそれ相応だったりしますし、
何より、PDAのZaurusも持ち歩き、
ネットブックEeePCもそれ経由でネットにアクセスしたい私には
ちょっと手を出しにくい商品です。
スマートフォンを購入するのはZaurusを引退させるときだと考えていますし。
それに来年になれば現行PHS
+ 次世代 Willcom
COREの
デュアルモード通信カードが出てくることを期待しているので、
ZaurusとEeePCを用途で使い分けながら
その通信カードと組み合わせて使えるのではないかと。

というわけで今のところスマートフォンはそそられません。

2008年9月11日木曜日

iPod 2008年秋新作コレクション

少し前から事前情報(リークですけど)でにぎわっていた新iPodですが、
ついに発表されました。
特にサプライズがあるわけでもなく、まあこんなものでしょうか。


iPod nano を衝動買いしたものの linux
を入れて遊んでいただけの
音楽をほとんど聴かない私にとっては、
そんなに面白くないガジェットにしか映りません。
というわけで購入の予定もありません。

iPod
touch がマルチタスクOSが動くようになって、
かつソフトの開発がWindows
PCから出来るようになったあかつきには、
Zaurusからの乗り換えも検討したいですが、
いろんな意味で不便なので。

2008年9月10日水曜日

シリアル通信プログラム

Linuxでシリアル(RS-232C)通信が必要な場合
リダイレクトで済むことも結構多いですが、
やはりCで処理したいことだってあるんです。
というわけで下記のようなCのサンプルソースを書いてみました。
今回はシリアルからの読み込みしかしていません。
#include <stdio.h>
#include <stdlib.h>
#include <string.h>
#include <fcntl.h>
#include <termios.h>
#include <sys/types.h>
#include <sys/stat.h>
#include <sys/ioctl.h>

static char device[16]="/dev/ttyS0";

int main(int arc,char *arg[])
{
int i,fd;
FILE *f;
struct termios tty;
char *c,buff[256];

if(arc>1)
strncpy(device,arg[1],sizeof(device));
if((fd=open(device,O_RDWR|O_NOCTTY))==-1){
fprintf(stdout,"can't open %s.\n",device);
exit(EXIT_FAILURE);
}
memset(&tty,0,sizeof(tty));
tty.c_cflag=CS8|CLOCAL|CREAD;
tty.c_cc[VMIN]=1;
tty.c_cc[VTIME]=0;
cfsetospeed(&tty,B38400);
cfsetispeed(&tty,B38400);
tcflush(fd,TCIFLUSH);
tcsetattr(fd,TCSANOW,&tty);

while((i=read(fd,buff,sizeof(buff)-1))>0){
buff[i]='';
printf("%s",buff);
fflush(stdout);
}

close(fd);
exit(EXIT_SUCCESS);
}


ところで、これはLinuxだけでなくcygwinでもそのまま実行可能です。
cygwinでは/devの下をみてもデバイスファイルが見えないのですが、
実は存在しています。
com1が/dev/ttyS0にエミュレートされています。
cygwinおそるべし。

2008年9月5日金曜日

携帯電話乗り換えの考察 - その8 現状における結論

長らく検討してきた携帯電話の乗り換え検討ですが、
このあたりでいったん結論を出しておくべきでしょう。
私の選択肢としては以下の2つとなります。

最初の選択肢は、
今すぐ、または秋冬モデルが発表され旧機種が値引きされる今年末、
あるいは秋冬モデルが出揃って今の旧機種が値崩れ、
「フルサポートコース」解除料が値上げされる前となる来年1月待つまでに
auで機種変更することです。
家電量販店で「フルサポートコース」で端末を購入し、
その足でauショップに行って「フルサポートコース」を解除して
「シンプルコース」に移行します。
この際、「誰でも割」は契約せず、「年割」+「家族割」を継続利用します。
旧機種の端末価格は時が経つほど割り引かれて行くはずですが、
現契約プランとの差を鑑みると
月1000円程度下がるなら待てば待つほど得になります。
この年末年始商戦での機種変更を狙うべきと判断します。
ちなみに端末の第一候補はGSM対応なW62Sです。
機種変更後2年の最小費用は62000円、
さらにその後は年16000円程度で4年間はいけると見積もります。
使える端末が2台なので。
よって6年間の最小費用は126000円、
年平均21000円、月平均1800円程度となります。

最後の選択肢はソフトバンクへのMNPです。
auの「家族割」の関係もあるので家人との事前協議が必要になります。
端末はGSM対応で15000円程度で投売りされているのもがいいですね。
もちろん「ホワイトプラン」を契約します。
時期的には先に述べたauのパターンとほぼ同じでしょう。
この年末年始商戦に期待です。
機種変更後2年の最小費用は15000円、
さらにその後の1年は16000円程度と見積もります。
ただし端末のへたり具合を考え、次の3年は同様にするとすると
6年間での最小費用は62000円です。
年平均約10500円、月平均850円程度となります。
ただし、投売り端末がいつもあるとは限らないので
端末価格を30000円とすれば、
それぞれ92000円、15500円、1300円となります。
それでも結構安く済みます。
無料通話分がないので、
時間外あるいはソフトバンク以外との通話料金を考えておかなければなりませんが、
auとの月額差500円を21円/30秒で割ると12分相当となります。
auの最低料金プランでは約1000円分、25分相当で約2倍あります。

いずれの選択肢でも機種変更の頻度や
購入する端末の価格で変わってくるものの、
私のように携帯を大して使わず、高機能機を必要とせず、
買い替えもそんなにしない種族にとっては
こんなものではないでしょうか。

改めてまとめてみるとソフトバンクは本当に魅力的です。
後4ヶ月ほどじっくり悩みたいと思います。

2008年9月4日木曜日

携帯電話乗り換えの考察 - その7 その他キャリア

そういえば大手3社以外はどうなのでしょう。

イーモバイルはPC経由でデータ通信する分には割安です。
しかし普通の電話としてみると、
実は大手3社と大して変わりません。
端末も機種が少なく価格が高めですし、
何よりサービスエリアがかなり狭いです。
私のような地方在住者には向かないキャリアです。
ドコモとのローミングが可能なのでエリアの狭さはカバーできますが、
別途サービス料金が必要、通信通話料金が無料通話分に含まれない、
ローミング可能な端末が限られるなど万能とはいえません。
海外ローミングについてもまだ弱く、
今のところ俎上には載せられません。
2台目、あるいはPCでのデータ通信専用であれば魅力がありますが、
WiMAX
か Willcom Core 待ちの私にとっては
今手を出すことははばかられます。

Willcom
についてはすでにPDA用にSo-net経由で契約していますし、
通話という観点でいえば携帯の大手3社よりむしろ割高ですので。
スマートフォン等の端末とデータ通信の組み合わせは魅力的ではありますが、
1台目の携帯電話としてはちょっと…
やはり次世代の
Willcom Core 待ちですね。

次回はいよいよ結論です。

2008年9月3日水曜日

携帯電話乗り換えの考察 - その6 ドコモ端末

昨日、先週末にソフトバンクの携帯電話を物色したと書きましたが、
同時にドコモについても調査をしました。

端末の価格帯はソフトバンク同様に30000円から60000円程度のようです。
3G(W-CDMA)+GSMな機種も選べ、
海外対応についてもソフトバンクとほぼ同等です。
契約できるプランやその縛りもについてはほぼauと同じですが、
auの「フルサポートコース」に相当する
「ベーシックコース」での端末価格割引は15000円程度でauに及びません。

どうやら私にとってはドコモはあまりおいしくないようです。
auから乗り換えるならソフトバンクをチョイスするのが賢明です。

2008年9月2日火曜日

携帯電話乗り換えの考察 - その5 ソフトバンク端末

ソフトバンクの携帯電話についてはそれほど詳しくないので、
先週末に店頭で調べてきました。

まず端末の価格帯は30000円から60000円程度のようです。
一括払いだろうが24回分割払いだろうが、
トータルの端末価格は変わりません。
これに「新スーパーボーナス」で2年間で約30000円の割引が適用されるので、
30000円の端末は実質無料ということになります。
もちろん2年以上使うことが前提です。
また、「ホワイトプラン」は契約期間の縛りなく利用でき、
端末購入後2年経てば「新スーパーボーナス」も終わっているので
やめたいときに気兼ねなくやめられます。
これがauだと、「フルサポートコース」契約のみ21000円の端末割り引きで、
「シンプル980」に2年縛りがあることを考えるとえらい違いです。
auのほうにだけ無料通話分が含まれていることを考慮しないと不公平ですが、
そもそもソフトバンク同士は通話無料(時間帯条件あり)であるので、
周りの環境にもよりますがプラスマイナスゼロと考えても
大きく間違ってはいないでしょう。

また個人的にはワールドワイドで使える端末が多いというのは魅力です。
3G(W-CDMA)+GSMな機種を選べばほぼ世界中で利用可能です。
しかも対応機種が結構安く手に入ります。
もちろん話題のiPhoneも対応しています。

そのiPhoneですがためしに計算してみました。
iPhoneと同等プランを同等のトータルコストで契約しようとすると
auの場合22500円程度の機種(機種変更)を購入することになります。
計算式は以下のようにしています。
iPhone
(980+1029+315+2880-1920) * 24 = 78816
au (980+315+1050)*24 + 22536 =
78816
「フルサポートコース」での21000円の割引を考慮して
1500円程度の端末ということになりますが、
人気がない旧機種の在庫処分価格でもかなり厳しい価格です。
ただし、iPhoneを普通に使っていてこの最低料金で済むとは思えませんし
iPhoneは電池のへたりが早そうなので、
結果的に保守費用がかさむ可能性がある気がします。
どちらにしても2台目的な使い方をするには高すぎる経費で、
私にとっては購入するならキャリア変更が必須です。

もちろんソフトバンクにも大きな欠点があります。
電波の入りが悪いのです。
しかもエリア充実のための設備投資に積極的でありません。
これは孫社長の発言からもはっきりしています。
またHSPDAのサービスエリアが公開されていなく、
そもそも狭い、地方は充実していないということもあります。

ところで、先週末ソフトバンク携帯を物色していたときに、
店員さんに一括購入で約15000円のGSM対応機種を紹介されてしまいました。
初期費用15000円(加入費が別に必要)で
最初の2年間の月額基本料が数十円という、
月平均約600円という安さです。
もちろん2年後は普通に月額基本料1500円程度を払わなければなりませんが。
これだけ安いと海外渡航時専用に契約しようとしましたが
何とか思いとどまりました。
携帯電話を2台使いたい、ソフトバンク携帯利用者が周囲にたくさんいるなら、
契約するのも悪くありませんが、
そもそもこれ以上持ち歩く荷物を増やしたくないですし、
本当に海外専用にするならレンタル携帯と比較すると
2年で5回程度は海外旅行しなければ元が取れません。
やはり、最大限にコスト削減するにはキャリア変更を検討する必要があります。

うーん、MNPしようかな。

2008年8月29日金曜日

携帯電話乗り換えの考察 - その4 au端末

auでは「年割」の期間中(更新月以外)で機種変更しても
年割自体には影響を及ぼしません。
今後「シンプルコース」で機種変更しても、
「年割」を続ける限り今までと更新タイミングは変わりません。
今回初めて知ったのですが、
2004年4月以前に契約開始した「年割」には解除料は無料だそうです。
これはau携帯電話ではなく「年割」単体のことで、
今後「年割」から「誰でも割」に移行して、また「年割」に戻った場合には、
解除料が一律3000円かかるそうです。
というわけで、「シンプルコース」+「年割」+「家族割」で機種変更すれば、
いつでも気兼ねなくキャリア変更できます。
もちろん最低4万円はする端末がジャンクになってしまうわけですが。

ちなみに、「年割」の期間中でも「誰でも割」に無料で移行でき、
「誰でも割」の更新月なら解約料約10000円なしに「年割」に戻せます。
先ほども書きましたが、
この新たな「年割」の途中解約には、
解除料が一律3000円かかることになります。

また、忘れてならないのが「フルサポートコース」は
「誰でも割」等の割引と組み合わせなければ、
基本料金に隠れた端末代金後納部分で大損してしまいます。

それから店頭で知ったのですが、
「フルサポートコース」だと古めの機種について割と大きな割引があるようです。
どうしても「シンプルコース」で使いたい場合でも、
「フルサポートコース」で端末を割引価格で購入したあとに、
解除料20000円弱を支払って
「フルサポートコース」を解除した方が得になります。
まあ、「フルサポートコース」だと「誰でも割」の解除料がかからないので、
2年以内にauから離脱することを考慮に入れると、
総支払額の観点から「フルサポートコース」のままのほうがいいことになります。
「シンプルコース」に移行してしまうと
「フルサポートコース」と「誰でも割」の
両方の解除料を払う可能性がありますから。
問題は「フルサポートコース」の通常期限が切れる2年後です。
その時点で機種変更をするならともかく、
せずに「シンプルコース」に移行してしまうと
月額基本料割引維持のため「誰でも割」を継続する必要が出てきます。
そこでまた2年縛りにあってしまう。
「誰でも割」の解除には約10000円かかるので、
au離反時の検討課題が複雑になってしまいます。
多少損をすることを覚悟して「誰でも割」にせず、
「年割」+「家族割」にとどまるという選択肢もあります。
auを使い続けて今5年目(もうすぐ6年目)ですので2年後にはほぼ8年目となり、
「誰でも割」から「家族割+年割」に戻して1年縛り、
さらに解除料が3000円、月額基本料の3%分の割引を失うという
オプションもあります。

私の場合、「年割」+「家族割」より「誰でも割」の方が
来年度に関しては月額基本料金にして5%割引になるのですが、
これは「シンプルコース」の最安プランで100円程度、
「フルサポートコース」の最安プランで180円程度に換算され、
年を負う毎に20円程度、あるいは40円程度お得度が低くなっていきます。
今後auをずっと使い続けるなら、
5年間の総額で3500円程度、7000円程度の差となります。

これらを総合的に考えると、
「フルサポートコース」+「年割」+「家族割」で
店頭割引価格の大きな古めの機種(もちろん元の価格が安い)を
機種変更で購入し、
即日「フルサポートコース」解除料を支払って
「シンプルコース」に移行して、
いつでも好きなときにauから離脱できる体制を作っておくのがよさそうです。
早いうちに機種変更してしまったほうが得です。

契約プランについての検討はこのくらいにして
次に端末について考えてみましょう。

今使っているのは1年程度前のWIN端末でSIMカードを挿すタイプです。
つまり、機種変更してもSIMカードを差し替えることで
新旧2つの端末を使い分けることが出来ます。
もちろん同時利用はできず排他的利用にはなりますが。
正直、音声通話とEメール、Cメール、多少のウェブ閲覧が出来ればよく、
まあ、カメラが付いていればそれで十分という使い方しかしていません。
今のもワンセグTVやらお財布ケータイやら付いてますが
そんなの要らないですし、
着信音もブザー音(というかほぼいつでもマナーモード)しか使っていないので、
「簡単ケータイ」でも実際のところ困ることはないでしょう。
SIMを差し替えて次買う端末には眠ってもらってもいいですし。

まあそう入ってもそれでは寂しいので
もうちょっと機能の高いものを選びたいとは思っています。
新旧2端末使い分けを考えたとき、
あるいは私自身尾使い方を考えたとき、
もっとも利用価値が高そうなのが海外でもそのまま使えるという
「グローバルパスポート」機能です。
これなら、普段は旧機種を運用し、
海外に行くときだけ新機種を利用してもいいですし、
旧機種が壊れたり電池へたりして使えなくなってから
新機種を使い始めてもかまいません。
トータルで手持ち端末が長持ちしてくれれば
次の機種変更まで経費節減になりますから。

で、「グローバルパスポート」機能ですが、
現在選択できるのは
グローバルパスポートGSMなW62Sと
グローバルパスポートCDMAなW63SAの2機種です。
後者はCDMA(CDMA2000)による国際ローミングのため
ヨーロッパでは使えませんし、そのほかにも使えない国がたくさんあります。
また、対応した国であっても地域によるサービスエリアが
2GなGSMにくらべ狭いのです。
GSMは事実上の世界標準規格であるため、
日本と韓国を除けば使えない国はないといっても過言ではありません。
じゃあ、前者をといいたいところですがここで大きな問題があります。
お隣の韓国で使えないのです。
韓国へ行くよりもその他の国に行くことが多いですし、
W62Sのほうが価格が安いのでこちらにしようかと思ってはいますが…
そんなことを考えるとドコモやソフトバンクへの乗り換えも
本気で考えてしまいます。

あとauに関しては
充電器等の備品がそろいまくっているので今後も流用が可能ですし、
国内に関しては私の通常行動範囲で圏外となることが極めて稀ですので、
その部分はとどまる理由にはなるでしょうか。

2008年8月28日木曜日

携帯電話乗り換えの考察 - その3 auから乗り換えるケース

その昔、海外でも使える携帯電話といえば
auのグローバルパスポート端末であったわけですが、
時を経るにつれ、
auの携帯電話が海外でもっともつながらないことになってしまいました。
ドコモもソフトバンクも基本的にそのまま海外でも使える端末ばかりで、
auのようにある特定の機種のみ海外対応ということはありません。
ドコモは905iシリーズ以降はすべてGSMにも対応していますし、
ソフトバンクのiPhoneにいたっては
同一仕様の端末が全世界で利用されていますし。

私はそれほど海外に行くわけではないのですで、
auの手数料525円+日額315円でグローバルパスポート機の
レンタルサービスを利用しても間に合いますが、
行ったときそのまま使えることに越したことはありません。
ドコモやソフトバンクは魅力的に映ります。

基本料についてはもっとも安いプランについては3社ともほとんど変わらず、
ソフトバンクの期間縛りなしの契約が一歩アドバンテージを持っています。
パケット定額制については
先日ドコモが改定を発表(iPhone販売への布石?)したことによって
3社ほぼ横並びになりましたし、
結局新規契約を考えるならどこを選んでも大して変わりません。

あとはサービスエリアと魅力的(低価格?)な端末が充実しているキャリアを
選択することになります。

次回はキャリア毎に端末についてに考察していきます。

2008年8月27日水曜日

携帯電話乗り換えの考察 - その2 auを使い続けるケース

前回の話の流れで検討していくうち、
auの携帯電話を安く使えるかも知れない裏技的な方法を思いついたので、
それが可能かどうかauショップに行って聞いてみました。

その方法とは、
auの現端末を解約し、白ROM状態になったその端末を持ってauショップに行き、
「シンプル980」で契約しなおすというものです。
電話番号とメールアドレスは変わりますが、
基本料金は安く済みます。

いい考えだと思ったのですがこれは出来ないそうです。残念。
この場合、今と同じプランでの契約になるそうです。

というわけで、この先ずっとauを使い続ける覚悟があるなら、
今すぐ、あるいは年割の区切りである11月までに
「シンプル980」で安めの機種に買い替え
(あるいは2年間「フルサポート」契約してその後「シンプル980」に変更)、
2年ごとに乗換えを検討するということになります。
「誰でも割」の替わりに「家族割+年割」で1年縛りとすることもできますが、
私は今5年目なので5%程度余分に払わなければならないので「誰でも割」を使うべきかと。
今使っている端末もSIMカードの入れ替えで使えるので
万一故障しても代替機が手元にあることになります。
もちろん、端末の購入代金は別途かかります。
一番安いものでも40000円程度するみたいです。
まあ、24ヶ月割賦で考えると月額1500円強ですので、
基本料とあわせれば現状となんら変わりません。
2年後から経費節減が出来ます。

そうではなくauを使い続ける気がないのであれば、
現端末を月額基本料2500円弱で使い続け、
年割の更新時期に合わせ1年に一度乗り換え検討することになります。
現状維持です。

もうauには愛想が尽きたのなら…
次回に検討することにします。

2008年8月26日火曜日

携帯電話乗り換えの考察 - その1 auの現状

現在私はauの携帯電話を契約しています。
割引制度(年割+家族割)や、
普通に考えて必須なEZweb利用料金を合わせて、
基本料金を毎月2500円程度支払っています。
もちろん無料通話分も含まれています。

最近この費用を圧縮できないかと画策しています。
そこで、CMでやっている「シンプル980」プランについて調べてみました。

このプラン正確には「新シンプルプラン」の中の「プランSSシンプル」を
「誰でも割」を適用した際の料金であり、
当然2年間の契約縛りがあります。
ソフトバンクのホワイトプラントが無条件であるのとは大違いです。
さらに、「シンプル980」が適用されるのが、
今販売している携帯電話のうちの最新機種を購入する場合に限って
適用されるようです。

「フルサポートコース」で購入した場合、
2年経つと「シンプルコース」に変更できますが、
私は、昨年7月に現在の使用中のものに機種変更しました。
この時期は「買い方セレクト」も始まっておらず、
私は現端末を使い続けると高いままの基本料金を払い続けることになります。

また、私の「年割」は12月が区切りになっているので、
来年8月から11月までは他ユーザより余計に基本料金を払うことになります。

最新の機種に搭載された機能には食あたり気味で、
電話とメールとちょっとだけウェブ閲覧が出来ればいいやと思っている私は、
この先しばらく(LTEが出るまで?)機種変更する気もありません。
これでは到底納得できません。

まあ、LTE端末がいつ出るのかもわかりませんし、
その前に、現端末が壊れる、電池がへたることも十分あるので、
本当に一切買い換えないかどうかはわかりませんが、
とにかくそういう心意気は持っています。

ではどうすれば私は賢い消費者となれるのでしょうか?
ということで次回に続きます。

2008年8月23日土曜日

EeePC 901 カーアダプタ

EeePC 901が自動車の中でも使え(充電でき)ればあんなこともこんなことも出来る…
というような邪な(?)考えから
車のシガレットソケットから直接電源を取れるケーブルを作ろうか、
両方12Vだし、などと暢気に考えていたのですが、
そっち方面に詳しいエンジニア仲間のS氏曰く、
「電圧不安定だしサージとか来るしやめたほうが…」
との助言をいただきました。
そういわれると発電機がつながったりしてますし、さもありなん。

もっともお気楽な解はDC-ACインバータでAC100Vを作ってしまえばよく、
すでに所有しているので特に問題はありません。
しかし、それでは面白くないんですよね。

そうするとどうするかです。
単純にスパイクキラーやバリスタとポリスイッチ、
あるいはパワーサーミスタなんかを組み合わせればいいのかしら。
それでいいような気もしますが、
何か不安なのでレギュレータで安定させたい自分がいます。
とすると 12V-12V の DC-DC コンバータが必要ということになります。
しかも3A引けないと。

降圧のレギュレータだと出力電圧が下がりすぎてしまうので、
微妙に昇圧されせばいいかと思うのですが、
インターネット通販で探しても見当たらないんですよね…ちょうどいい石が。
まあ、コイルやら何やらでICの周辺部品をそろえるのも面倒だし、
などと自分を納得させる言い訳を考えながら
インバータで我慢する方向に傾きつつあるときです。
サードパーティー製のカーチャージャー for Eee PC 901-Xを見つけてしまいました。
お値段もまあ許せるレベル、買おうかどうしようか…
いやちょっと待った、そもそも車のなかでPC使うってレアケースか?


2008年8月22日金曜日

EeePCにACアダプタを

私はEeePC 901をほぼモバイル用途向けに購入しました。
付属のACアダプタはサイズは 85mm× 35mm× 26mmとかなりと小さく、重量も200g強しかありません。
それでもアダプタを常に持ち歩くのはあまりいい考えとは思えません。
私の普段の行動範囲内でPCを開くのは自宅と仕事場です。
この2箇所にアダプタを置いておけば、
他のほとんどの場所はバッテリ駆動で間に合います。
遠出するときなど、通常ではない場面ではアダプタを持ち歩けばいいことですから。

で、調べていると互換アダプタを発見しました。
しかし、私の中ではACアダプタといえば秋月電子通商なわけで、
12V3A品を物色すると約半額で購入できます。
ただし、DC側プラグの交換が必要ですので堅気な方は素直に互換アダプタを使いましょう。

さて、いつも思うのですが、秋月電子ではインターネット通販の支払い方法が代引きしか選択できません。
FAX注文については銀行振込みも対応していますが、いまさらFAXといわれても…
送料も500円必要ですので、安い部品を頼んだ日には送料のほうが高くつきます。
というような事情もあって、
秋月電子で買い物するときは使わないかもしれないものも買ってしまうので
かなりの無駄使いになることが往々にしてあります。
今回もそんなこんなでいろいろ買ってしまいそうな…
素直に互換アダプタにしておこうかな。


2008年8月21日木曜日

IPアドレスの求め方

Linuxのプログラム内で自IPアドレスを知りたいとき、
シェルスクリプトだとifconfigの結果をsedで加工して取り出したりします。
まあ、
ifconfig eth0 | grep 'inet addr' | sed -e 's/.*inet addr:\([^ ]*\) .*/\1/'

な感じでしょうか。
もしまじめ(?)に取得するなら以下のようにします。
#include <stdio.h>
#include <sys/types.h>
#include <sys/socket.h>
#include <netinet/in.h>
#include <ifaddrs.h>

int main(void)
{
struct ifaddrs *a,*b;
char ip[INET6_ADDRSTRLEN];

if(getifaddrs(&a)!=0)
return;
for(b=a;b!=NULL;b=b->ifa_next){
if(b->ifa_addr->sa_family==AF_INET6){
inet_ntop(AF_INET6,&(((struct sockaddr_in6*)(b->ifa_addr))->sin6_addr),ip,sizeof(ip));
printf("%s\t%s\n",b->ifa_name,ip);
}
else if(b->ifa_addr->sa_family==AF_INET){
inet_ntop(AF_INET,&(((struct sockaddr_in*)(b->ifa_addr))->sin_addr),ip,sizeof(ip));
printf("%s\t%s\n",b->ifa_name,ip);
}
}
freeifaddrs(a);
}

他にもこんな方法もあります。
#include <stdio.h>
#include <string.h>
#include <sys/ioctl.h>
#include <netinet/in.h>
#include <net/if.h>

int main(void)
{
int s;
struct ifreq ifr;
char ip[INET_ADDRSTRLEN];

s=socket(AF_INET,SOCK_DGRAM,0);
ifr.ifr_addr.sa_family=AF_INET;
strncpy(ifr.ifr_name,"eth0",IFNAMSIZ-1);
ioctl(s,SIOCGIFADDR,&ifr);
inet_ntop(AF_INET,&(((struct sockaddr_in*)&ifr.ifr_addr)->sin_addr),ip,sizeof(ip));
printf("%s\t%s\n",ifr.ifr_name,ip);
close(s);
}


ところで、VxWorks 6.x ではこんな感じですね。
#include <net/ifaddrs.h>
#include <netinet/in.h>
#include <arpa/inet.h>
void main(void)
{
struct ifaddrs *a,*b;
char ip[INET6_ADDRSTRLEN];

if(getifaddrs(&a)!=0)
return;
for(b=a;b!=NULL;b=b->ifa_next){
if(((struct sockaddr_in6*)(b->ifa_addr))->sin6_family==AF_INET6){
inet_ntop(AF_INET6,&(((struct sockaddr_in6*)(b->ifa_addr))->sin6_addr),ip,sizeof(ip));
printf("%s\t%s\n",b->ifa_name,ip);
}
else if(((struct sockaddr_in*)(b->ifa_addr))->sin_family==AF_INET){
inet_ntop(AF_INET,&(((struct sockaddr_in*)(b->ifa_addr))->sin_addr),ip,sizeof(ip));
printf("%s\t%s\n",b->ifa_name,ip);
}
}
freeifaddrs(a);
}

2008年8月20日水曜日

YoStore

EeePC 901には無料で利用できる20GBのオンラインストレージ"YoStore"が用意されています。
ただし利用する権利は登録から3年間だけのようです。
ここから専用クライアントをインストール必要があるのですが、
WindowsXPのエクスプローラからシームレスに使用できますし、
EeePCからだけではなく他のPCからでもアクセス可能ですのでわりと便利そうです。

ところで、利用を開始する際に少々迷いました。
EeePCにあらかじめインストールされていたYoStoreクライアントを立ち上げ
有効化にかかった際、
ウェブブラウザでアクティベーションのページが開かれたのですが、
アクティベーションコードの入力を求められ悩んでしまいました。
購入パッケージに含まれていると書かれていますが見つかりません。
ググッてようやく分かったのですが、
ユーザリファレンスの表紙にシールで貼り付けてありました。
全く、もっと分かりやすくしてほしいところです。


2008年8月19日火曜日

EeePC 901

EeePC 901買っちゃいました。
まだそれほど使ってはいませんが、なかなかよいですね。
少しばかり安くなっている EeePC 4G-X とどちらにするか迷いましたが、
本体サイズとLCDのサイズを鑑みて901を選択しました。
自宅ではバッテリ駆動時間がすっかり短くなったDELLの Inspiron 700m がありますので
901はほぼモバイル専用ですが、
SSDにより起動時間が早いのと片手で支えられるので活用範囲は広そうです。

それでは一応感想を。

画面は決して広くはありませんがわりと見やすいです。
バーチャルデスクトップユーティリティで4画面利用すれば十分なワークスペースを確保できます。
縦幅が600ドットしかない関係で固定サイズなダイアログボックスが扱いにくい場面もあるものの、
縦スクロール付き768ドット縦幅の解像度も選択できるのでカバーはできます。

CPUは Hyper Threading なAtomですが、Celeron M 1.3GHz を常用している私には過ぎた性能です。

キーボードは最初から期待はしていませんでしたから問題ないといえばそうなのですが、
カーソルキーの小ささと漢字キーの配置はつらいものがあります。
まあ慣れればいいことです。
タッチパッドはサイズは十分ですが2本指のスクロールがやりにくく
クリック感もいまいちです。
マウスはついていますが持ち歩くのも邪魔になりますし、
まあ我慢すればいいのです。

Windows XP Home は軽くて快適で、メモリは標準の1GBで問題ありません。
ストレージの12GBは構成と容量に難があるといえばありますが、
そこは割り切って使えば言い訳ですし、多分十分足ります。
まあ、データ置き場として購入してからずっと使っていなかった玄箱(NAS)を使うことにし、
live.comのskydriveやasus純正オンラインストレージYoStoreなどもあわせて活用するつもりです。
本体内蔵ストレージが足らなくなっても、
SDカードやUSBメモリ、最悪2.5インチの外付けHDDもありますし、
サードパーティー製の換装用SSDドライブも販売されそうですので
保証範囲内で何とでもなるでしょう。
ちなみに保証期間が過ぎたあかつきには、
USBメモリ内蔵化の改造はすることでしょう。
いや、それまで待てないかも…

バッテリーはスペックでは8時間程度は持ちそうで十分ですが、
バッテリーパックの出っ張りはやや気になります。
ACアダプタはわりと小さく、ACケーブルもその辺で手に入るめがね型のソケットが流用できますし、
出力が12V3Aなので、車では直に電源が取れそうですし、
予備アダプタも調達できそうです。

Bluetoothが内蔵されているので
ヘッドセットの使ってみましたが、
音が鳴っていないときは接続が切れてしまうようです。
電池節約にはなりますが、
ヘッドセットが接続と切断のたびに通知音を鳴らすのでかなりウザイです。
これは何とかならないのでしょうかね。

これから使い込んでいきますので
いろいろ不満点が出てくるかもしれませんが、
今のところ好印象です。
時が来れば改造ネタをここで披露することもあるかもしれません。
期待せずに待っていてください。


2008年8月10日日曜日

dhcpサーバのコントロール

linuxで動いているdhcpサーバのオプション設定等を簡単に変更したい要求があり、
いろいろと探しましたがそんなのもはなさそうなので自分で作りました。
何かの参考になれば幸いです。
なお、もう数年安定動作をしている
Turbolinux 8.0
で動作確認をしています。
他のディストリビューションを利用されている場合は
ディレクトリ名等を適宜読み替えてください。

まずはdhcpd-webint.tar.gzをダウンロードして、
dhcpdの動いているサーバの /tmp
にでも放り込んで、
ルート権限で以下を実行します。
# cd /var/www/html
# tar zxf /tmp/dhcpd-webint.tar.gz
# chown -R nobody:nobody dhcpd
# chmod -R 644 dhcpd
# cd /etc
# chmod 666 dhcpd.conf
# chmod 640 sudoers
# echo "nobody ALL=NOPASSWD:/etc/init.d/dhcpd" >> sudoers
# chmod 440 sudoers

この後、webブラウザでこのマシンのdhcpdディレクトリを見ます。
"/etc/dhcpd.conf"の編集と"dhcpd"のコントロールが出来るはずです。
動かなければ自分でデバッグしてください。

なお、IPアドレスのリース状況を見たいなら
dhcpstatus_0.60.tar.gz があります。
私は長年これとは別の dhcpdlog.cgi
を使っているのですが、
どこから落としてきたのかわからないのです…

2008年8月9日土曜日

Zaurus ダイアルアップbluetoothルータ

出先等でよく
    PHS + Zaurus -> USB
    PHS + Zaurus + USB-LANアダプタ ->
LAN
    PHS + Zaurus + USB-LANアダプタ + WLANアクセスポイント ->
WLAN
のようにルータを構成して
PC(Windows)をインターネットにつないだりしていますが、
どれも一長一短なんですよね。
Windows
Vista
で使えないとか、
ケーブルでつながってるとか、
機器がたくさんいるとか、
外部電源が必要だとか。
いろんな意味で何とかしたいと思っていましたが、
最近新しいノートPCを物色中で、
    PHS
+ Zaurus + USB-bluetoothアダプタ ->
bluetooth
で接続できるようにしてみようと思い立ちました。
なぜかUSB-bluetoothアダプタが3つも手元にあり、
しかも最近使っていないので
こいつらを有効に使おうという趣旨でもあります。

さて、まずは以下のファイルをネットで探してインストールしましょう。
    bluez-libs_2.23_arm.ipk
    bluez-utils_2.23_arm.ipk
    hci-usb-2.4.20.tar.gz
    bluez_zaurus_2.12_2.4.20_alpha4_arm.ipk
私はこの順にインストールしました。
*.ipkは普通にインストールすればいいですが、
最後のファイルはインストール時にファイル名について怒られるので、
指示に従ってファイル名を変更して再度インストールを試みます。
また、*.tar.gz
なファイルはPCで展開して
そのディレクトリ構成になるようにファイルをコピーします。
多分、ルートディレクトリで"tar
zxf"すれば問題ないと思います。

次にUSB-bluetoothアダプタを挿してみましょう。
私はISSCの型番不明品を使っています。
もちろんZaurusに接続する場合は専用のUSBホストケーブルが必要です。
以前自作方法についてここに投稿していたような気もします。

最後に論理的につなぐ方法ですが、
bluetoothのPAN(パーソナルエリア)を利用します。
あらかじめZaurus側で細工をしておく必要があります。
コンソールを開いて以下を実行します。
    su
-
    bash
    /etc/rc.d/init.d/bluetooth start
    sdptool add GN
    pand --listen
-s
接続はPC側からペアリングをかけ、PANで接続します。
そのときのPIN(セキュリティーコード)はデフォルトで"1234"になっています。
接続が完了すると、
PCのbluetoothネットワークインターフェイスがIPアドレス取得にかかるので
確定するまでしばらく待ちます。
DHCPサーバがない状態なのでclass
G("クラス
ゲイツ"らしい)な
169.254.*.*が割り当てられるのを待ちます。
今度はZaurusの操作です。
bluetoothによるPAN接続が確立していると
ネットワークインターフェイス"bnep0"が現れているはずなので、
    ifconfig
bnep0 169.254.1.1
up
などと実行し、PCと同一サブネットになるようにIPアドレスを設定します。
これで、PC-Zaurus間でのネットワークが確立できます。

ただし、この時点ではピアツーピアの接続でしかありません。
Zaurusをルータとしてして活用したいならさらに以下の操作が必要になります。
Zaurus側ではWAN接続を確立し、ルーティング出来るように各種設定を実行します。
このあたりは以前投稿した記憶がありますので、
過去記事でも見てください。
PC側では、DNSサーバのアドレスをして実在するもの手動設定し、
さらにデフォルトゲートウェイをZaurus(先の例なら"169.254.1.1")に
設定する必要があります。
前者はコントロールパネルの[ネットワーク接続]から
あらかじめ設定しておくことが出来ますが、
後者に関しては毎接続後に
    route
add 0.0.0.0 mask 0.0.0.0
169.254.1.1
のようなコマンドを実行しなければなりません。
本当は、ZaurusでDHCPサーバを立ち上げて、
PC側の操作の自動化をしようと思ったのですが、
"bnep0"インターフェイスの出現のタイミングがよくないのと、
PCのIPアドレスを固定にするとなぜか調子が悪くなるので、
それはあきらめ、
試行錯誤の結果この手順に落ち着きました。

さあ、これで準備は整いましたが、
新しいPCは何を買おうかな。
DELL
XPS M1330, EeePC 4G-X, EeePC 901 と悩んでいましたが、
最近は DELL E
の発表待ちになっています。

ところで、今回の手順は私の環境のみでしか試していません。
何の保証もしませんので、あらゆるリスクは各自で負ってください。

2008年8月8日金曜日

トランジスタ技術2008年8月号

少し前に本屋さんで トランジスタ技術 の 2008年8月号 を購入してしまいました。
別に買う気もなかったのですが、
例によっておまけの電子基板を見て思わず…
NECエレクトロニクスのμPD78F0730の開発ボードです。
正直この手の物は用途が見つからず、
結局一度も火を入れずにほったらかしということがほとんどです。
しかし、今回は用途が見つかるかもしれません。
今、EeePC 901 を買おうかどうか迷っているのですが、
入手した場合の改造ネタにできそうなんですよね。
内部に埋め込んで、他の埋め込んだUSB接続機器の電源管理や、
照明用にLEDをつけてその制御に利用したりしようかと思っています。
ただし、EeePCの購入はまだ決定していませんので。

2008年8月6日水曜日

iPhone 安くなったけど…

本日発表がありましたが、
ソフトバンクモバイルの提供するiPhone向けのプランが見かけ上安くなり、
より契約しやすくなりました。
定額データ通信のシステムが、他キャリアが提供するような二段階制になったためで、
ベビーユーザには全く関係ないけれど、
ライトユーザや無線LAN経由でしか使わないというような方にとってはお得になります。
きっと思ったほど売れてないのでてこ入れした、
とうのはうがった見方なのでしょうか。

このニュースを見て一瞬ほしくなりましたが、冷静に考えて却下です。
iPhoneはある意味便利なのですが、ぜんぜん自由じゃないんですよね。

Blutoothはついていますがサポートしているのはハンドセットプロファイルのみ、
アプリケーションを開発できますが、Intel MAC + Leopard 必須、
予備電池への交換不可、
携帯電話の癖にPCに接続してモデムとして使えない、
NetShareでW-CDMAの回線を無線LAN経由で他機器からネット接続できるもののhttp(https)通信のみ、
擬似マルチタスクでもないシングルタスク、
タッチパネルを使ったUIは使い易そうですが各アプリの機能の不足、
日本語入力のやりにくさ、
結局できるのはネットサーフィン等のありきたりなことだけですし。

まあ、私にとってはということなので反論はしないでください。